クレジットカードは何枚必要でしょうか?
すくなくとも1枚は必要です。
しかし枚数が多すぎると財布が重くなったり、落とした時に気が付かないなど困ることもあります。
クレジットカードの枚数について、基本的な考え方をまとめました。
目次
平均保有枚数は3.2枚
2016年の調査によると、日本人のクレジットカードの保有枚数の平均は3.2枚。
(JCB・クレジットカードに関する総合調査による3,500人の一般人調査)
ちなみにクレジットカード保有枚数で分けるとこちら。
- 保有枚数2枚: 25.2%
- 保有枚数1枚: 23.0%
- 保有枚数3枚: 20.7%
調査によると、一番多く使うクレジットカードの理由でトップは、「ポイント・マイルが貯まりやすいから」とのこと。
「メインカード1枚とサブカード数枚」がおすすめ
クレジットカードの枚数は、何枚が良いのでしょうか。
定番は、メインカード1枚とサブカード数枚というスタイル。
メインカードには「ポイント還元率が高いカード」を選ぶのがおすすめです。
注意したいのは、ポイントを貯めるカードを1枚に絞ること。
欲張ってそれぞれのカードでポイントを貯めようとすると、支払いが分散してしまいます。
結局1枚当たりのカード利用額も少なくなってしまうので、ポイントもなかなか貯まりません。
カードを複数枚持つ場合は、ポイントを集中して貯めるためのメインカードと、それ以外のサブカードというように、使い分けるようにしましょう。
サブカードには、次の2つの目的があります。
- 海外旅行保険が自動付帯するカードで保障を厚くする
- スポットでお得なカードを使う
枚数は、あなたの生活スタイルにあった枚数で2枚〜5枚程度が良いでしょう。
海外旅行保険が必要なら、この後で説明する「おすすめの3枚」は持っておいて損はないでしょう。
スポットでお得するためには、「あなたが一番お金を使うお店でお得になるカード」を持っておきましょう。
メインカードにすべき、高還元率カード
メインカードには、ポイント還元率が高いクレジットカードがおすすめ。
年会費無料で高還元率のクレジットカードとして定番はこちら。
- JCB Card W(還元率1.0%)
- リクルートカード(還元率1.2%)
- 楽天カード(還元率1.0%)
- Yahoo! JAPANカード(還元率1.0%)
JCB Card W
JCBが2017年にリリースしたばかりの新しいカード。
注意点は39才以下しか申し込みできないこと。
39才以下の方には、メリットが多いカードです。
なんといっても、JCBオリジナルですからカードの見た目が格好良い!
メインカードとしてふさわしいカードです。
詳しくはこちら
⇒JCB Card Wの詳細
リクルートカード
年会費無料カードでは、最も還元率が高いリクルートカード。
リクルートポイントは、じゃらんやHot Pepper、ポンパレモールといった、リクルートの各種サービスで利用できます。
さらにPontaポイントとも提携しているため、リクルートポイントはPontaポイントに等価交換可能。
Pontaやリクルートのサービスを利用する機会が多い人にオススメです。
詳しくはこちら
⇒還元率1.2%! リクルートカードってどんなカード?
楽天カード
楽天市場などの楽天のサービスを利用する機会が多いなら、おなじみの楽天カードがオススメ。
楽天市場で楽天カードを利用すると、ポイントは通常の4倍に!
他にも楽天のサービスを利用していれば、ポイントはさらにアップします。
サークルKやサンクス、PRONTなど街中の提携店でもポイントを貯めたり使ったりすることができるので、そういった店舗を利用する機会が多い人にもオススメです。
楽天カードの詳細はこちら
⇒CMでもおなじみ! 楽天カードってどんなカード?
Yahoo! JAPANカード
Yahoo! ショッピングやLOHACOといったYahoo! のサービスや、Tポイントサービスを利用している人にオススメなのがYahoo! JAPANカード。
Tカード一体型で、TSUTAYAのレンタルカード機能を付けることもできます。
お財布の中もスッキリしますね。
Yahoo! Japanカードの詳細はこちら
⇒Yahoo! Japanカードの詳細
サブカード
サブカードは、ライフスタイルによって選びましょう。
上手に選べば、1枚のカードを使い回すよりもお得になります。
海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カード
海外旅行の機会が多いなら、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料クレジットカードがサブカードにおすすめ。
自動付帯とは、海外旅行の代金をカードで支払わなくても海外旅行保険が有効になること。
逆に利用付帯では、クレジットカードで旅行代金を支払わないと保険が有効になりません。
定番の3枚はこちら。
海外旅行保険で気になるのは補償額。
メインカードがゴールドカードであれば、補償額が大きいので1枚のカードで大丈夫です。
しかしメインカードが年会費無料のカードでは、海外旅行保険が付いていないか、付いていても利用付帯になります。
利用付帯のカードで旅行保険を支払うと、保険は有効ですが、そもそも年会費無料のカードでは補償額が少ないので不安な面も。
そこでサブカードとして3枚を作っておきます。
死亡など一部項目を除いて、クレジットカードの海外旅行保険は補償額を合算できます。だからサブカードを何枚か用意することで、補償額を厚くすることが出来るのです。
詳しくはこちらも参考に
⇒海外旅行保険で最強の「年会費無料クレジットカード」とその注意点
スポットでお得なカードを使う
よく利用するスーパーやショッピングモールがあるなら、その会社が発行しているクレジットカードで、会員限定の割引サービスなどを受けることができます。
ショッピング系で定番なのはこちら。
- 西武・そごう⇒クラブ・オン・ミレニアムカードセゾン
- スターバックス⇒JCB Card W
- マルイ⇒エポスカード
- PARCO⇒PARCOカード
- LUMINE⇒LUMINEカード
- イオン⇒イオンカード
- アピタ・ピアゴ⇒UCSカード
- マルエツ⇒セディナカード
- 西友⇒ウォルマートカード
適正なカード枚数は人それぞれだが、作りすぎには注意
クレジットカードは複数枚持つことをオススメします。
どんな場所でもお得に使えるような、オールマイティなクレジットカードはないからです。
ただし作りすぎにはご注意を。
財布を落としたときに連絡先がわからなくなったりすることも心配です。
あなた自身のライフスタイルに合わせたカードを持つことで、毎日の生活をお得で快適にして下さい。