新電力の選び方
新しい電力会社に興味はあるけど、色々調べるのがメンドウ。

そんなあなたも、これを読めば、あなたに最適な電力会社が5分で分かります。

シェア上位15社の電力料金一覧

シェア上位の主要新電力(経済産業省2018年12月発表)について、北海道電力エリアの電気料金を比較したのがこちら。

【シェアトップ15社の電気料金比較】
北海道電力エリア

※表は横にスクロールします→
全国
シェア
電力会社 お得度 2人家族
契約容量40A
月300kWh
3人家族
契約容量40A
月400kWh
4人家族
契約容量40A
月500kWh
5人家族
契約容量50A
月600kWh
6人家族
契約容量50A
月700kWh
備考
(計算条件)
1位
(20%)
東京ガス
※関東のみ
2位
(11%)
auでんき
詳細
× 9,104円 12,274円 15,443円 18,930円 22,099円 ※8000円以上で5%ポイント還元
-482円 -650円 -818円 -1,002円 -1,170円
3位
(10%)
大阪ガス
※関西のみ
4位
(6%)
ENEOSでんき
※関東のみ
5位
(6%)
ハルエネでんき
詳細
× 9,520円 12,857円 16,194円 19,849円 23,186円
-67円 -67円 -67円 -84円 -84円
6位
(4%)
ソフトバンクでんき
詳細
9,300円 12,400円 15,500円 18,600円 21,700円
-287円 -524円 -761円 -1,332円 -1,569円
7位
(2%)
エネワンでんき
詳細
9,199円 12,099円 14,999円 18,224円 21,124円
-387円 -824円 -1,261円 -1,708円 -2,145円
8位
(2%)
イーレックス
詳細
9,404円 12,374円 15,344円 18,649円 21,619円
-182円 -549円 -916円 -1,283円 -1,650円
9位
(2%)
J:COM関西
※関西のみ
10位
(2%)
Looopでんき
詳細
8,700円 11,600円 14,500円 17,400円 20,300円
最安値
-887円
最安値
-1,324円
最安値
-1,761円
最安値
-2,532円
最安値
-2,969円
11位
(2%)
東急でんき
※関東のみ
12位
(1%)
J:COM関東 9,458円 12,461円 15,465円 18,803円 21,806円
-128円 -462円 -796円 -1,130円 -1,463円
13位
(1%)
じぶん電力
※受付停止中
14位
(1%)
eoでんき
※関西のみ
15位
(1%)
ミツウロコでんき
詳細
9,184円 12,165円 15,146円 18,462円 21,443円
-402円 -758円 -1,114円 -1,470円 -1,826円
19位
(1%)
北海道ガス × 9,337円 12,573円 15,809円 19,380円 22,616円 ※北ガス利用の場合
-249円 -350円 -451円 -552円 -653円
参考 北海道電力新プラン
(エネとくLプラン)
詳細
× 12,309円 12,309円 15,478円 18,982円 22,151円
+2,723円 -614円 -782円 -950円 -1,118円
基準 北海道電力
従量電灯B
9,578円 12,924円 16,261円 19,932円 23,269円

※再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額は各社同額なので除く。
※おとくプランはカテエネ会員で150円割引の場合。

これを見ると分かるように、電力会社の旧プランの人はどこの電力会社を選んでも、新プランに乗り換えた方がお得です。

電力会社選びのポイント3つ

電力会社を選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。

ポイント1:運営会社の実績

電力会社を選ぶ際の1つ目のポイントは運営会社の実績。

契約件数が1万件を超えているか、大手の電力会社を選びましょう。

この点、シェア上位15社なら最低でも契約件数は4万件以上。

その他の電力会社も大手が運営しています。

新電力と呼ばれる会社は300社以上、いくら電気代が安くなっても、誤請求などがある会社はやはり不安ですよね。

一応、契約先が倒産した場合でも電気の供給が止まることはありませんが、無用な心配は避けましょう。

ポイント2:解約時の違約金なし

電力会社を選ぶ2つ目のポイントは解約時の違約金が無いこと。

会社によっては違約金が発生するところもあります。

【解約違約金が発生する電力会社】
1年未満の解約で違約金
H.I.Sのでんき(2,000円)
契約期間内解約で違約金
J:COM関東(最大2万円・利用コースによって異なる)

違約金の額は携帯電話やインターネットに比べると安いですが、契約時にはよく確認しておきましょう。

ポイント3:使用量が最大の月(2月)で比較

電力会社を選ぶ3つ目のポイントは、電気使用量の比較を一番多い月(2月)で比較すること。

実は家庭によって、電気使用量の季節差は大きく変わります。

電気料金をチェックするときは、一年で一番多い使用量の月で比較するのがオススメです。

季節による使用量の差は平均1.75倍

一般的に、電気使用量は2月が最大。

総務省の調査によると、2月の電気使用量は1.75倍に!

【一般世帯(2人以上)の1ヶ月平均電気使用量】

月の電気使用量の平均

(総務省統計局/家計調査より)

北海道の場合は暖房システムの違いでそれ以上の差になることもあります。

こうなると電気代も大きく変わってしまうんです。

シミュレーションも誤差が多い

電力会社の比較サイトなどでは、電気料金のシミュレーションができますが、あくまでも目安。

電気の使い方や季節による使用量の差は家庭によって大きく違うため、誤差が大きいのです。

最大使用量で比較する理由は、電気代が最も高い時期にどれだけ節約できるかが分かるから。

あなたのご家庭では季節ごとの電気使用量がどれだけ違うのか、まずはチェックしてみてくださいね。

電気使用量が少ない家庭はセット割とポイント

電気の使用量が少ない家庭は、セット割やポイントサービスも含めて電力会社を比較しましょう。

電気代に比べるとお得度は低いですが、チリも積もれば…といいますからね。

【電力会社のセット割一覧】
セット割
auでんき電気料金に応じてau WALLETポイントを1~5%ポイント還元
ENEOSでんきエネオスカードの通常特典に加え、ガソリン・軽油・灯油代が1円/L引き
エネワンでんき【北海道】いちたかゴールドプラン(電気+ガス又は灯油)で年間1,908円割引、いちたかプラチナプラン(電気+ガス+灯油)で年間1,960円割引
ソフトバンクでんきスマホやインターネット1回線につき年間1,200円割引、でんき代1%割引
Looopでんき住宅用太陽光発電システムと併用(Looopへの買電が条件)で従量料金単価1円引き。
LooopHome購入者は従量料金単価から1円割引。
Looopでんち購入者は従量料金単価が3円割引。
※3つの割引は併用可、最大値引価格は5円。
まちエネ毎月ローソンで使える100~200円相当のクーポン配布、ローソンチケット割引特典あり
J:COM関東J:COM利用料から最大年間12,000円割引
北海道ガス給湯・暖房・融雪割1%割引、給湯+暖房割2%割引、マイホーム発電割3%割引、灯油セット割2%割引(いずれか1つ)
HISのでんき旅行代金が最大3,000円割引
北海道電力なし
【電力会社のポイント一覧】
表はスクロールします→

TポイントPonta楽天nanacoWAONdポイントPASMOANAマイルJALマイル
東京ガス1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%---
auでんき---------
大阪ガス---------
ENEOSでんき0.5%------0.5%-
エネワンでんき-0.5%---0.5%--0.25%
東急でんき------1%0.75%0.5%
J:COM関西---------
ソフトバンクでんき5kWhにつき50ポイント--------
eoでんき---------
Looopでんき---------
まちエネ-1%---1%--0.5%
J:COM関東---------
じぶん電気
北海道ガス---------
楽天でんき--0.5%------
HISのでんき---------
北海道電力-------
東北電力------
東京電力0.5%0.5%-0.5%0.5%----
中部電力0.5%--0.5%0.5%0.5%--0.25%
関西電力-0.64%0.64%0.64%0.64%0.64%-0.4%-
中国電力----0.5%----
九州電力---------

※ソフトバンクでんきはバリュープランで月300kWh未満の場合のみ。最大1000ポイントまで。
※北海道電力は「ほくでんエネモール」の各種サービス利用でポイント進呈

ガスとのセット割

北海道ガス

北海道電力の旧プランの3%オフ料金で利用できる北海道ガス。

供給エリアは北海道のみですが、シェア19位に入っています。

すでに北海道ガスを利用している場合は付帯割引でさらにお得に。

付帯割引は4種類ありますが、複数の条件を満たす場合はいずれか1つが適用となり併用はできません。

北ガスポイントサービスという独自のポイントサービスがあります。

北海道ガスについては詳しくはこちら
【公式】北海道ガス

エネワンでんき

北海道では電気とLPガス、灯油などとのセット割があるエネワンでんき。

セット割などを利用しなくても電気代が大きく節約できます。

ウォーターサーバーのレンタルサービスも行っているので、宅配水サービスを検討しているあなたにもオススメ。

利用料金に応じてPontaポイントも貯まります。

PontaポイントはdポイントやJALマイルにも交換できます。

エネワンでんきについて詳しくはこちら
エネワンでんきの詳細

携帯電話のセット割

auでんき

auユーザーのみ利用できるauでんき。

シェア2位と上位に入っていますが、電気代自体は北海道電力の従量電灯Bとほぼ同じです。

auでんきの魅力はau WALLETへのポイント還元。

たとえば電気料金が8,000円以上であれば還元率は5%となるため、実質的には「電気代が5%オフで利用できる」と言えます。

auでんきについて詳しくはこちら
auでんきの詳細

ケーブルテレビのセット割

J:COM関東

札幌エリア限定で利用できるJ:COM関東。

J:COMのケーブルテレビを契約している人が対象です。

ポイントサービスはありませんが、J:COM利用料金がお得になるセット割があります。

ただし、利用するコースによっては解約時の違約金が高額になるため、注意が必要です。

J:COMについて詳しくはこちら
J:COM電気

まとめ

北海道電力エリアについて、主要新電力を比較、それぞれの特徴を紹介しました。

いずれの新電力も、北海道電力の従量電灯プランから乗り換えるだけで、毎月の支払いが安くなります。

どこか気になる新電力があれば、乗り換えてみてはいかがでしょうか。