三井住友トラストカードは、必要最低限の機能を備えたシンプルなクレジットカード。
カードによってはロードサービスなども利用できます。
一方で、ポイント還元率や年会費、旅行保険に関する注意点も。
三井住友トラストカードに申込む前に知っておきたい、注意点や評判をまとめました。
目次
三井住友トラストカードについて
三井住友トラストカード(クラシックカード)には、3種類のカードがあります。
それぞれ特徴は次の通りです。
三井住友トラストVISAカード | 三井住友トラストVISAレディースカード | ロードサービスVISAカード | |
---|---|---|---|
本会員 年会費 (税別) | 1,250円 初年度無料 | 1,250円 初年度無料 | 2,000円 初年度無料 |
家族会員 年会費 (税別 | 1人目:前年度のショッピング利用回数が3回以上で無料、3回未満は400円 2人目以降:400円 初年度無料 | 1人目:前年度のショッピング利用回数が3回以上で無料、3回未満は400円 2人目以降:400円 初年度無料 | 1,500円 |
海外旅行保険 ※利用付帯 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | × | 最高2,000万円 ※うち1,700万円分は利用付帯 | × |
ロードサービス | × | × | あり |
備考 | 女性専用 | 2年目以降、ETC年会費として本会員・家族会員ともに500円必要。 ※前年度に1回以上のETC利用があれば無料 |
三井住友トラストカードの注意点
まずは注意点をチェック!
主に年会費やポイント還元率に関する注意点があります。
年会費は有料
三井住友トラストカードは、いずれのカードも年会費が有料のクレジットカード。
- トラストVISAカードおよびトラストVISAレディース
- 本会員1,250円、家族会員400円(いずれも税抜)
家族会員の年会費は、1人目なら前年度のショッピング利用が3回以上あれば無料です。
3回未満の場合や2人目以降については、400円の年会費が発生します。 - ロードサービスVISA
- 本会員2,000円、家族会員1,500円(いずれも税抜)
ロードサービスVISAについては、家族会員の年会費無料条件などはありません。
ETCカードも使い方によっては年会費が必要
ETCカードに関しては、トラストVISAおよびトラストVISAレディースカードでは追加カードとしての発行。
ロードサービスVISAはETC一体型なので、カードを発行すれば自動的にETCカードも発行することになります。
三井住友トラストカードのETCカードは、使い方次第で年会費500円(税抜)が必要になるカード。
年会費を無料にするためには、1年間に1回以上、ETCカードを使う必要があります。
トラストVISAやトラストVISAレディースなら、ETCを発行しなければこうした年会費も発生することはない。注意したいのは、ロードサービスVISAの方だよ
ロードサービスVISAの家族カードも、ETC一体型なのかな?
そう。だから、自分のカードだけでなく家族カードのETCも1回は使っておかないと、年会費を支払うことになってしまうんだ
ロードサービスVISAで家族カードを作ったら、ETCの利用も忘れずにやっておかないといけないね
ポイント還元率は良くない
三井住友トラストカードでは、ワールドプレゼントというポイントが貯まります。
カードの利用額1,000円につき1ポイント貯まり、1ポイントは5円相当。
つまり、還元率は0.5%となります。
これはクレジットカードのポイント還元率としては一般的なので、特に良い数字でもありません。
三井住友トラストカードでポイントを効率よく貯めるには、後に説明するポイントUPサイトを利用すると良いでしょう。
旅行保険は利用付帯
いずれのカードでも、海外旅行傷害保険が利用できます。
ただし、全て利用付帯。
旅行代金や空港までの交通費等をカードで支払った場合にだけ、補償が受けられます。
補償内容については以下の通り(3種類のカード共通)
- 傷害死亡・後遺障害…最高2,000万円
- 傷害および疾病治療費用…最高50万円
- 賠償責任…最高2,000万円
- 携行品損害…最高15万円(免責3,000円)
- 救援者費用…最高100万円
補償内容としてはどうなのかな?
海外旅行で利用することが多く、かつ、高額請求になりがちな病気やケガへの補償が最高50万円しかないので、内容としてはやや心許ない感じかな
もう少し補償を手厚くしておいた方が良いってこと?
そう。オススメなのはエポスカードやジャックス横浜インビテーションカードといった、海外旅行保険が手厚いカードを持っておくこと。どちらのカードも病気やケガへの補償が200万円以上で手厚いし、年会費も無料。そして自動付帯だから、カードを持っておくだけで保険が利用できるんだ
こうしたカードと一緒に持っておけば、海外旅行も安心だね
三井住友トラストカードのメリット
ここからは三井住友トラストカードのメリットをチェック!
カードごとに異なる特典もあるので、自分に合うカードを見つけてみてください。
銀行系カードのステイタス
三井住友トラストカードは銀行系クレジットカードで、カードのデザインもシンプルです。
一般カードの上位カードとして、VISAゴールドカード(年会費1万円)、ロードサービスVISAゴールドカード(年会費11,000円)があり、さらにVISAプラチナカード(年会費35,000円)も。
他の人とは少し違うカードで、ステイタス性のあるカードとしておすすめです。
レディースカードは国内旅行傷害保険も利用可能
三井住友トラストVISA レディースカード限定で、国内旅行傷害保険が利用できます。
補償内容は傷害死亡・後遺障害の場合に最高2,000万円の保険金が受け取れるもの。
※ただし、自動付帯となるのは300万円まで。残り1,700万円は利用付帯
入院や通院に対する補償はありませんが、万が一の時に補償が受けられます。
ちなみに、レディースカードという名前の通り、このカードに申込めるのは女性だけ。男性は申込めないから注意してね
旅行好きな女性にとっても嬉しいカードって感じだね。券面に花の写真が使われていて、女性にピッタリ
ロードサービスVISAなら24時間年中無休で車のトラブルに対応
ロードサービスVISA限定の特典は、24時間年中無休のロードサービス。
レッカー移動やキーの開錠、パンクやガス欠といった緊急対応はもちろん、トラブル時の帰宅費用や緊急宿泊費用サポートといったサービスも利用できます。
※サービス内容によっては一部有料となる場合あり
牽引については15kmまで無料。
トラブル時の連絡先も専用フリーダイヤルなので、通話料無料です。
ロードサービスVISAはETCカード一体型だし、ロードサービスが利用できるから、まさに車をよく使う人向けのカードだね
ちなみに、もう少しロードサービスの部分を手厚くしたいのなら、CLUB AJカードあたりもオススメ。年会費はロードサービスVISAと同じ2,000円だけど、条件付きで無料になる。サービス特典もロードサービスVISAより充実しているよ
ポイントUPモールならポイントが最大20倍
通常のポイント還元率は0.5%とイマイチですが、ポイントUPモールを利用すれば最大20倍のポイントが貯まります。
使い方は、ネットショッピングの際にポイントUPモールを経由して目的のショップにアクセスするだけ。
対象となるショップにはamazonや楽天市場やYahoo!ショッピング、楽天トラベル、Appleなど多種多様のお店がラインナップ!
ポイント還元率が弱い三井住友トラストカードだからこそ、ポイントUPモールを活用することは必須と言えます。
貯まったワールドプレゼントはANAなどのマイルと交換することも可能なので、ポイントUPモールを活用してポイントをどんどん貯めていきましょう。
ポイントUPモールはカードの種別に関係なく利用できる。どのカードを使うとしても、ポイントUPモールの利用を忘れずにね
VJトラベルデスクで旅行商品が最大5%オフ
VJトラベルデスクは、国内・海外のパッケージツアーが最大5%OFFで利用できるお得なサービス。
- ツアー基本料金の3~5%OFFとなるもの
-
- 海外
- クラブメッド、ANAセールス(ハローツアー)、ユナイテッドツアーズ、日本旅行、JALパック、プレイガイドツアー
- 国内
- クラブメッド、ANAセールス(スカイホリデー)、JALパック、日本旅行
- 基本旅行代金の3%相当額のVJAギフトカードがもらえるもの(海外のみ)
- 阪急交通社
なお各旅行会社へ直接申し込んだ場合は、割引やギフトカードプレゼントの対象外。
特典を受けたい場合は、VJトラベルデスクへ電話で申込む必要があります。
旅行会社に直接申し込むのだと、特典は受けられないんだね
電話申込が必須になるけれど、電話だから『手続きがきちんとできていなかった』なんて心配もない。旅行代金がお得になった分、現地で少し贅沢するのも良いと思うよ
三井住友トラストカードの評判
“三井住友系のカードなので、安心して持つことができます。変にたくさん色んな機能が付いていてわけが分からなくなってしまうよりも、このくらいシンプルな機能しかないものの方が個人的には使い勝手が良いです。”
ネットでの口コミは少なかったけれど、やはり三井住友系ということで安心できるカードという評価だね
機能もかなりシンプルだけど、それが逆に良いという声もあるね
確かに、いろいろな機能が付いていると便利そうにも見えるけれど、使いこなすのは難しい。とにかくシンプルなカードが欲しい人にもオススメの1枚だよ
まとめ
「三井住友」と聞くと「三井住友VISAカード」をイメージするかもしれませんが、三井住友VISAカードは「三井住友銀行」の系列が発行しているもの。
一方、三井住友トラストカードは、同じ三井住友でも「三井住友信託銀行」の系列が発行しているものになります。
どちらも、カード会社としての信頼感や実績は十分!
日本国内はもちろん、海外でも幅広い国で使えて安心感のあるカードです。
安心して持てるカードを探している人はもちろん、シンプルな機能のカードが欲しい人にもオススメできる三井住友トラストカード。
気になった人は早速申し込んでみてくださいね。
⇒【公式】三井住友トラストカード