毎月必ず発生する光熱費や通信費、年に1度だけど支払わなければいけない自動車税といった税金などの固定費用。
現金で支払っている人は、クレジットカード払いに比べると、12万円以上損している可能性があります。
目次
現金払いで12万円の損とは?
毎月支払う固定費ですが、年会費無料のクレジットカード(還元率1%)で支払うと、ポイントで1%が還元されます。
総務省の家計調査によると、日本の平均的な家庭の1ヶ月あたり固定費は下記。
電気代 | 10,100円 |
---|---|
ガス代 | 4,897円 |
水道他 | 6,179円 |
通信費 | 13,120 |
合計 | 34,296円 |
1ヶ月34,296円の固定費を全て還元率1%のクレジットカードで支払うと、現金払いに比べて得する金額は…
1ヶ月で343円
1年間で4,116円
10年間で4万1,160円
30年間で12万3,480円
現金払いの人は、30年で12万円以上損している計算になるのです。
クレジットカードは還元率がポイント
クレジットカードなら何でもいいわけではありません。
クレジットカードで大切なポイントは
- 還元率が1.0%以上
- 年会費は無料
- nanacoチャージでポイントが付与
nanaco(ナナコ)は税金やカード払いができない公共料金の支払いができるので、これらのポイントを還元するために必要です。
ポイント還元率が高ければ高いほど、ポイントやマイルもたくさんもらうことができます。
年会費無料のカードの還元率は0.5%が多いですが、1.0〜1.2%と高還元率のカードもあります。
当サイトでは、メインカードは還元率1%以上の年会費無料カードをおすすめしています。
それは、
- リクルートカード: 還元率1.2%
- 楽天カード: 還元率1.0%
- Yahoo! JAPANカード: 還元率1.0%
- JCB Card W: 還元率1.0%
JCB Card W以外は、nanacoにチャージ可能。
nanacoにチャージできて、年会費無料、高還元率のカードを3つご紹介します。
リクルートカード
まずオススメするのはリクルートカード。
年会費無料ながら還元率は1.2%と圧倒的。
リクルートポイントが貯まり、貯まったポイントは「じゃらん」や「HOT PEPPERビューティー」など幅広い分野で利用することができます。
Pontaポイントに交換することも可能です。
リクルートカードについて詳しくはこちら
⇒還元率1.2%! リクルートカードの評価と注意点
楽天カード(JCB)
次にオススメするのは楽天カード(JCBのみ)。
こちらは年会費無料、還元率1.0%で楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天市場ではポイントアップなどのキャンペーンも定期的に実施。楽天ユーザーにオススメの1枚です。
nanacoにチャージできるのはJCBのみとなるので、注意してください。
楽天カードについて詳しくはこちら
⇒CMでもおなじみの楽天カードってどんなカード
Yahoo! JAPANカード
Yahoo! JAPANカード(JCBのみ)。
こちらも年会費無料で還元率1.0%、Tポイントが貯まります。
Yahoo! ショッピングやLOHACOではポイントが毎日3倍になるので、これらを利用している人にはかなりオススメです。
楽天カード同様、nanacoにチャージできるのはJCBのみなので、注意してください。
Yahoo! Japanカードについて詳しくはこちら
⇒還元率1.0%! Yahoo! Japanカードの評価と注意点
固定費用の支払い方法は3通りある
電気代やガス代、水道代といった公共料金や家賃、保険料、通信費・・・毎月決まった出費があるものって結構多いですよね。
この固定費には大きく分けて3通りの支払い方法があります。
1.口座振替
毎月決まった日に、指定した口座から自動的に料金が引き落とされるもの。
大昔に口座振替の申込をしたまま放置している人が多いのでは。
ほとんどの人はクレジットカード払いに切り替えた方がお得になります。
2.払込書による支払い
業者から送付される払込書をコンビニや金融機関に持参し、支払っている人もいるのでは。
毎月支払いに行く手間は面倒ですね。
3.クレジットカード払い
口座振替に比べると利用している人が少ないかもしれませんが、クレジットカード払いが一番お得で便利。
ただし全ての固定費がクレジットカード対応しているわけではありません。
クレジットカードが使えない場合はnanaco(ナナコ)使うと、ポイントを貯めて支払うことができます。
固定費支払いの注意点
1.電気料金
電気料金の場合、額によってはカード払いがお得にならない場合も。
なぜなら、北海道電力、東北電力、沖縄電力以外の電力会社は口座振替割引を行っているため。
口座振替の場合、毎月54円が割引になります。
つまり、還元率1.0%のカードの場合、電気料金が5,400円以下なら口座振替の方がお得になります。(5,400円×1.0%=54円)
還元率1.2%のカードの場合は4,500円以下なら口座振替がお得です。
また2016年4月以降は電力自由化により、電力会社を選ぶことができるようになりました。新電力に乗り換えることで、一般的な家庭であれば電気代が5%以上は安くなります。
詳しくはこちらを参考に⇒【決定版】5分で分かる新電力の選び方
2.水道料金
水道料金の場合、クレジットカード払いに対応している自治体が限られているのが現状。
また東京都の一部自治体では電気料金同様、口座振替割引を実施しているところもあります。
口座振替割引のあるところにお住まいの場合、カードの還元率も考えて、どちらがお得か把握する必要があります。
しかしカード払いができない自治体に住んでいる人でも、間接的にカード払いをする方法があるんです。
それはセブン−イレブンなどで使えるnanacoを使う方法。
このnanacoへのチャージにクレジットカードを利用することで、カードのポイントなどを貯めることができるというわけです。
nanacoは公共料金支払いの他に、自動車税など一部税金の納付も可能。実質的には振込書による支払いとなるので、口座振替に比べると手間はかかりますが、割引もない口座振替よりはお得ですね。
nanacoにチャージできる年会費無料のクレジットカードは、リクルートカードとYahoo! Japanカード、楽天カードです。
3.ガス代
一口にガス代と言っても、都市ガスとプロパンガスの2種類ありますよね。
プロパンガスの場合は事業者数も多く、地域の小さな事業者がやっている場合も。
支払方法もクレジットカード払いに対応しているところは限られるのが現状。
一方で都市ガスの場合、小規模な会社でなければクレジットカード払いに対応しています。
そのうえ口座振替割引を行っているのも主なガス会社では東京ガスと京葉ガスの2社。
この2社は1か月あたり54円割引になります。
それ以外の事業者は特に割引もありませんので、クレジットカード払いの方がお得です。
ちなみに電力自由化で新電力としてガス会社を選ぶことで、ガス料金が割引になる場合もあります。
4.自動車税などの税金
毎月支払うものではありませんが、自動車を所有していれば年1回支払う必要があるものですね。
こういった税金も、公共料金と同じようにnanacoで支払うことができます。
さらに国民健康保険料や国民年金なども支払い可能。
つまりセブン−イレブンで支払える税金などは全て、nanacoで支払うことでカードのポイントなどを貯めることができるというわけです。
もちろんnanacoのチャージにクレジットカードを利用することが前提ですよ!
毎月支払うからこそ、ポイントも貯まるカードがお得
毎月支払う固定費だからこそ、ただ支払うだけではもったいないことが分かっていただけたと思います。
口座振替からカード払いに変更するのは手間だし面倒かもしれません。
でもカードで貯められるポイントやマイルって現金と同じようなもの。
出費を抑えるための毎日の小さな節約も大切ですが、支払うだけでポイントがもらえるのでとても楽ですよね。
大切なのは還元率。
手持ちのカードの還元率が低ければ、ここでご紹介したカードを作ってみてはいかがでしょう?
年会費無料なので、使わないと損してしまいます!
あなたに合う1枚を見つけてみてくださいね。