「J:COMの電気はおトクなの?」

J:COM(ジェイコム)電力に乗り換えるかお悩みですね。

J:COM電力は、契約世帯数100万件以上、新電力でトップ10に入る人気を誇ります。

さらに2021年4月に料金プランが大きく改善。
2年縛りと違約金で評判の悪かった長期契約が無くなり、誰でもおトクな新電力になりました!

しかしまだ注意点も少しあるので知っておきましょう。

この記事では、J:COM電力に申し込む前に知っておきたいメリットや注意点について詳しく解説、評判もまとめました。

この記事を読めば、J:COM電力に乗り換えるべきかどうかが分かります。

あなたの電気代節約のために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

J:COM電力8つのメリット

J:COM電力には、次のメリットがあります。

それぞれ解説します。

メリット1. 電気代が最大10%OFF

J:COM電力では、電気代が最大10%OFFでおトクです。

ただし10%割引になるのは、従量料金が最も多い第3段階だけ。
次のイメージです。

東京電力エリアの場合

東京電力エリアの割引率

関西電力エリアの場合

関西電力エリアの割引率

はなはな

完全に10%割引じゃないんだね。


節約神節約神

電気を多く使う家庭ほどおトクだよ。

メリット2. 申込み・解約が無料

J:COM電力は、申込み時も解約時も無料。

気軽にお試しできます。

2021年4月の料金プラン改正で、長期契約が廃止。
2年縛りと解約違約金、申込み手数料がすべて無くなりました。

【参考】J:COM電力 家庭用コース」サービス内容変更のお知らせ

メリット3. 利用エリアが広い

J:COM電力は全国6エリアで利用できます。

サービス提供エリア

  • 北海道電力エリア
  • 東北電力エリア
  • 東京電力エナジーパートナー(旧東京電力)エリア
  • 関西電力エリア
  • 中国電力エリア
  • 九州電力エリア

上記以外の北陸、中部、四国、沖縄電力エリアでは利用できません。

メリット4. サポートが手厚い

J:COM電力は、サポートが手厚いこともメリット。

なぜならJ:COMの本業ケーブルテレビで全国505万世帯をサポートしているため。

約3,400名のオペレーターが365日対応し、400名の専門部隊がアフターフォロー。

万が一の時も安心です。

メリット5. オール電化プランもある

J:COM電力には、他の新電力には少ないオール電化プランもあります。

ただしオール電化プランは最大10%割引でなく、地域によって、また今のプランによってもお得度が大きく違います。

申込み前にシミュレーションしてから申し込んでください。

メリット6. 価格高騰や品質低下のリスクがない

J:COM電力は、急な価格高騰や品質低下のリスクがないので、安心して利用できます。

市場連動型の料金プランで電気代が高騰した

一部の新電力では、2020年末から2021年2月にかけて、電気料金が高騰するトラブルがありました。

これは市場連動型と呼ばれる料金プランが原因で、電気の受給がひっ迫したため、料金が高騰したものです。

【参考】内閣府・電力の需給ひっ迫・価格高騰問題に対する緊急提言

J:COM電力の料金プランは市場連動型でないので、急な電気代の高騰はありません。

新電力の品質は今までと変わらない

J:COM電力に限らず、新電力に切り替えても電気の品質に変わりありません。

なぜなら今までと同じく、地域の電力会社が送電するため。

利用者としては、料金の支払い先と供給電源の割合が変わるだけです。

メリット7. 森林保護活動を支援

J:COM電力は森林保護活動を支援しており、契約するだけで1世帯につき約5m2の森林を1年間守れます。
森林保護イメージ

メリット8. 節電効果や電気代などが分かりやすい

J:COM電力では、月々の使用電力量などがインターネットで確認できます。

パソコン・スマホ・タブレットのいずれにも対応しているので、手持ちの端末で利用可能。

節電の効果や、年間のおトク額が一覧で分かるので、節電に役立ちます。

J:COM電力4つの注意点

一方で、J:COM電力には次の注意点があります。

それぞれ解説します。

注意点1. 契約変更に手数料3,300円

J:COM電力では、次の条件で契約プランを変更すると、サービス変更手数料3,300円がかかります。

手数料がかかる条件

  • サービス開始から1年未満かつ、契約容量が減少するプラン変更の場合
  • さらにプラン変更から1年未満かつ、契約容量が減少するプラン変更の場合

契約容量を減らす予定であれば、乗り換える前に減らしておきましょう。

契約容量の変更は、今の電力会社に連絡すればすぐに対応してもらえます。

注意点2. ガスのセットは微妙

J:COMは都市ガスも提供していますが、ガスは注意した方が良いでしょう。

なぜなら電気で廃止された「長期契約プラン」への加入が必要だから。

長期契約プランは、J:COMのテレビ・インターネット・電話の2サービスから選んでセット割になる契約。

長期契約プランの問題は、

  • 新規にテレビ・インターネット・電話に加入すると契約手数料3,300円と工事費がかかる。
  • 2年縛りで解約違約金あり。

違約金の金額はエリアによって違います。

提供エリアは、東京ガスエリア・大阪ガスエリア・京葉ガスエリアのみ。

そもそもガスのプランがあまりおトクでないので、ガスも乗り換える予定なら、他の新電力も比較した方が良いでしょう。


注意点3. ホームページの説明が分かりにくい

J:COM電力のホームページは、説明が分かりにくく誤解しがちなので要注意。

色々な箇所で※マークがあり、よく見ると下に小さな字で注意事項が書いてあります。

例えば、「年間約13,088円おトクに!」と書いてあっても、よく見ると4人家族のケースだったり。

「キャンペーンで年間約5,720円おトク!」と書いてあっても、初年度のみの割引だったりします。

一番確実なのは、利用する前にシミュレーションで確認すること。

まずシミュレーションしてから申し込みましょう。

注意点4. 最安値ではない

J:COM電力は、地域電力の従来プランよりおトクですが、新電力で最安値ではありません。

エリア毎の新電力シェア上位15社の料金比較はこちらを参考に

J:COM電力の評判

J:COM電力の評判について、ネット上の声をいくつか紹介します。

良い評判

”あ、8月の電気代・・・6000円でした。エアコン入れてたのに・・・。JCOM電力すげぇな。ネットはダメなのにww”
https://twitter.com/candy_pink81614/status/1045181560746463232?s=21

”高すぎるでしょ!!!😳うちJCOM電気にしましたけど、電気代ぜんぜん変わりましたよ!エアコン、ホットカーペット付けっ放しで、JCOMチャンネル、wifi代込みで18000円くらいですよ!”
https://twitter.com/meguhancock/status/955331727899082752?s=21

悪い評判

”JCOM電力がオール電化も対応になったって営業電話があって申込書を送っていいかって言われたから、じゃぁ検討するからとりあえず送ってくださいって言ったら、届いた封書は申し込みありがとうございます。だし、まだ返信ないけど申込書届いてる?って催促の電話掛かってくるし。。こういうの嫌い。”
https://twitter.com/crosside/status/1139331554386124800?s=21

”JCOM電気大して安くないし解約しようと思ったら、違約金スゲーとられんのねこれ。”

”調べたらそうだった。しかし電気代が10000円超えてる。何月分のなんだか。。。jcom電気は確定して請求されるまで時間かかるし、クレカ払いでさらに遅れるから、いったい何月の請求なのかさっぱりわからない。”
https://twitter.com/garigarimakorin/status/1122394689464782849?s=21

”ぎょえ!JCOM電気の請求見て目ん玉飛び出た(⊙ω⊙) 15,000円ってどんだけぼったくってんだ(⊙ω⊙)”

電気代が安くなったという声もある一方、高い電気代に驚いたという声も。

違約金に関する声もありました。

2021年4月のプラン改善で違約金は無くなったので、違約金の心配はありません。

各エリアの料金プラン

J:COM電力の従量メニューは、基本料金などは大手電力会社と同額。

従量料金だけ安くなり、段階ごとに割引率が変わります。

  • 第1段階・・・0.5%割引
  • 第2段階・・・1%割引
  • 第3段階・・・10%割引
東京電力エリアの場合

東京電力エリアの割引率

関西電力エリアの場合

関西電力エリアの割引率

まとめ

最後にもう一度、J:COM電力のメリットと注意点をまとめておきます。

J:COM電力8つのメリット

  1. 電気代が最大10%OFF
  2. 申込み・解約が無料
  3. 利用エリアが広い
  4. サポートが手厚い
  5. オール電化プランもある
  6. 価格高騰や品質低下のリスクがない
  7. 森林保護活動を支援
  8. 節電効果や電気代などが分かりやすい

J:COM電力4つの注意点

  1. 契約変更に手数料3,300円
  2. ガスのセットは微妙
  3. ホームページの説明が分かりにくい
  4. 最安値ではない

すでにJ:COMのサービスを利用しており、今後も継続する予定なら、請求もまとまって管理しやすいこともメリット。

いずれにしてもシミュレーションしてから申し込むと良いでしょう。

公式サイトはこちら
J:COM電力