JCB EITはいつでもポイントが1%以上貯まって、海外旅行保険が自動付帯のクレジットカード。
一方で、支払い方法はリボ払いなので普通に使うには設定が必要という注意点もあります。
JCB EITに申込む前にチェックしておきたい、注意点と評判をまとめました。
目次
JCB EITの注意点
まずは注意点をチェック。
利用する前に、支払い額の設定をしておくことが重要です。
リボ払い専用カードである
JCB EITはリボ払い専用のクレジットカード。
リボ払い以外の支払い方法(1回払いや分割払い、ボーナス払いなど)は選べません。
リボ払いって確か手数料が発生するんだよね?
そうだね。JCB EITの場合、1回目の支払いについては手数料無料。2回目以降は毎月15日の締切日時点の残高に対して、実質年率8.04〜18.00%の手数料が発生するよ
リボ払いしか選べないのはちょっと…と感じる人もいるんじゃないかな?
そのあたりは心配しなくても大丈夫。自分で最初に設定すれば、実質1回払いのカードとしても利用できるんだ。これなら手数料を支払うことなくカードが利用できるよ
JCB EITを1回払いのカードのように使う方法
JCB EITで選べる支払いコースは、「全額コース」「定額コース」「残高スライドコース」の3コース。
このうち、全額コースを選べば実質1回払いのカードと同じように利用できます。
全額コースは、締切日時点における利用残高の全額を支払うことになっている。通常の1回払いと同じ感覚だね
なるほど。これなら確かに、手数料を支払わずにJCB EITが利用できるね
定額コースや残高スライドコースにすると手数料が発生してしまうから、利用前の設定を忘れずにね
QUICPay非搭載のデザインもある
JCB EITではQUICPayが利用できます。
ただし、6種類あるJCB EITのデザイン全てが、QUICPay搭載型というわけではありません。
ストライプ、ブラック、ステッチの3種類のデザインのみ、QUICPayを搭載。
他の3種類(チェック、ドット、ロゴ)は非搭載です。
QUICPayを利用したい場合は、搭載型のカードデザインを選ぶようにしましょう。
利用明細確認はWebだけ
JCB EITを申込むと、自動的に「MyJチェック」に登録されます。
MyJチェックはカード利用明細を郵送ではなく、Web上で確認するサービス。
利用代金が確定すると、郵送の代わりにメールでお知らせが届きます。
メール受信後、MyJCBにログインすると利用明細が確認できる流れ。
どうしても紙の明細が欲しい場合は、自分自身で印刷する必要があります。
ネットで確認することに不慣れな人だと、慣れるまでが少し大変かもしれないね
でも、最近はJCB EITに限らず、他のクレジットカードでもWeb明細が主流になっているんだ。郵送だと手数料が取られることもあるほど。ここは慣れていくしかなさそうだね
一部の電子マネーチャージ分はポイント付与の対象外
JCB EITでは、次のような電子マネーへのチャージ分はポイント付与の対象外となります。
- モバイルSuica
- Edy
- nanaco
- SMART ICOCA
通常よりも2倍のポイントが貯まるメリットがあるJCB EITですが、この点には注意してください。
⇒JCB EIT
JCB EITのメリット
次にメリットをチェック!
JCB EITは海外旅行に行くなら持っておきたい一枚です。
海外旅行傷害保険が自動付帯
JCB EITには海外旅行傷害保険が自動で付帯しています。
気になる補償内容は次の通り。
- 死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 傷害治療費用:100万円(1回の事故につき)
- 疾病治療費用:100万円(1回の病気につき)
- 携行品損害:20万円(1旅行中・免責3,000円)
- 救援者費用等:100万円
海外旅行で使うことの多い疾病治療費が100万円なので、補償内容としてはもう一歩…ともいえます。
しかし、保険自体は自動付帯なので、カードをお財布に入れておくだけでOK。
そして年会費無料であることを考えると、これだけの補償内容が付いていることはやはりメリットです。
補償をさらに充実させたい場合は、旅行保険が付いた他のカードも併用するのがオススメです。
併用するのにオススメのカードには、何があるかな?
エポスカードやジャックス横浜インビテーションカードがオススメ。
どちらも年会費無料で、保険は自動付帯。疾病治療費用は200万円以上だから、JCB EITを含めて3枚あればかなり手厚い補償内容になるよ
どのカードも年会費無料で保険は自動付帯だから、持っておくだけで良いのもありがたいね
いつでもポイント2倍
JCB EITでは、Oki Dokiポイントが貯まります。
カード利用額1,000円(税込)につき、もらえるポイントは2ポイント。
他のJCBカードの2倍です。
Oki Dokiポイントは1ポイント5円相当なので、1,000円につき10円相当のポイントがもらえるJCB EITの還元率は1%。
ポイントを貯めるメインカードとして使うのもオススメです。
年会費無料
海外旅行傷害保険が自動付帯でポイントも2倍とお得なJCB EITは、年会費も無料!
海外旅行保険目当てで作っておくのにもピッタリのカードです。
家族カードももちろん年会費は無料です。
ショッピングガード保険が付いている
JCB EITを利用して購入した商品が、購入日から90日以内に偶然の事故によって壊れたりした場合に保険金が給付されるショッピングガード保険。
国内・海外でのお買い物それぞれ、年間100万円まで補償されます。
自己負担額は、海外利用が10,000円、国内利用が3,000円。
保険金を受け取る際には、JCB EITで購入した時の「売上票(お客様控え)」が必要なので、うっかり捨てないように気を付けてくださいね。
安心してネットショッピングができる「JCBでe安心」
ネットショッピングにおける心強い味方が「JCBでe安心」制度。
使った覚えのない請求があったとき、すぐに連絡すればカード会社側で調査してくれます。
調査の結果、本人以外による不正使用と認められると、請求は取消に。
- インターネットショッピング
- 電話やプロバイダー料金
- 電話やFAXによる通信販売
以上の利用分が対象。
心強いサポート制度があるので、安心してカードが利用できます。
Apple Payが利用できる
JCB EITはApple Payにも対応済み。
iPhone 7以降のiPhoneや、Apple Watch Series 2以降のApple Watchなら、店舗での支払いも可能。
レジで支払う時にiPhoneさえあれば、クレジットカードはもちろん、お財布さえも取り出す必要がありません。
iPhone 6シリーズやiPhone SEは実店舗でこそ利用できませんが、オンラインショッピングで簡単に支払いを済ませられます。
JCB EITはこうした便利なサービスにも対応済みです。
カードデザインを選べる
JCB EITでは、自分好みのカードデザインを選べます。
デザインは全部で6種類。
このうち、「ストライプ」「ブラック」「ステッチ」はQUICPay搭載型。
「チェック」「ドット」「ロゴ」はQUICPay非搭載型です。
ブラックはプラチナカードと近いデザインだけあって、密かな人気になっているみたいだよ
シンプルでスッキリしていて、カッコいいデザインだよね。QUICPayが不要なら、チェックやドットも女性らしくて可愛いな
JCB EITの評判
“JCB発行で常時(ポイント還元率)1%は破格の設定で満足。リボ専用なので初期設定のみ注意が必要。”
“ポイント高還元率。普段使いのメインにしても何ら問題のない数字。リボの落とし穴に注意。”
“海外旅行保険が自動付帯で、カードを取得しているだけで有効になるうえ、内容も無料カードとしてはかなり強力な部類。”
このカードのメリットである、ポイント還元率と旅行保険に関する評判が高いね
そして、リボ払いカードである点には注意という声も多い。支払方法の設定にさえ注意すれば、高い評価を受けているクレジットカードだと言えるね
まとめ
高いポイント還元率と、年会費無料の割に充実した海外旅行保険が自動付帯のJCB EIT。
海外旅行に行くなら、作っておきたいクレジットカードです。
最初に支払方法の設定さえ済ませておけば、リボ払いの手数料を払うこともありません。
実質的に、1回払いのカードとして利用できます。
使い方さえ間違えなければ、非常に使い勝手のいいJCB EIT。
インターネットから簡単に申し込めるので、気になったら早速申し込むことをオススメします。
⇒JCB EIT