一般カードと比べて2倍のポイントが貯まる、JCB Card W。
JCBが2017年に新しくスタートした新カードで、年会費無料、高還元率カードで魅力もある一方で、申込める年齢に制限があるなどの注意点もあります。
申込む前知っておきたい、注意点とメリットを詳しく見ていきましょう。
目次
JCB Card Wの注意点
注意点1. 申込めるのは39歳以下
JCB Card Wの申込み対象年齢は、18歳以上、39歳以下。
年齢が40歳以上の場合はそもそも申込みができません。
なお、家族カードに関しては特に年齢の制限なし。
本会員についてのみ、年齢制限があるカードです。
注意点2. 海外旅行保険が利用付帯
JCB Card Wの海外旅行保険は利用付帯。
旅行代金や交通費(空港までの電車代など)をJCB Card Wで支払っていないと、保険は適用されません。
なお、このカードに付帯している海外旅行保険の内容は次の通り。
- 死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 疾病治療費用:100万円(1回の病気につき)
- 傷害治療費用:100万円(1回の事故につき)
- 携行品損害:20万円(1旅行中・免責額3,000円)
- 救援者費用等:100万円
海外旅行保険でよく利用される疾病治療費用が100万円と、旅行保険の内容としてもいまひとつ。
JCB Card Wの海外旅行保険を補うために、サブカードとして海外旅行保険が自動付帯の年会費無料クレジットカードをつくっておきましょう。
年会費無料で海外旅行保険自動付帯の定番カードは
クレジットカードの海外旅行保険について詳しくはこちらも合わせてお読み下さい。
⇒海外旅行保険で最強の「年会費無料クレジットカード」とその注意点
注意点3. 利用明細も申込みもWeb限定
JCB Card Wは申込みから利用料金の確認まで、全てがインターネットで完結するクレジットカード。
申込はWeb限定。
利用料金引き落とし口座の手続きなどもインターネット上のみ。
利用明細はインターネットの「MyJCB」で確認のみ。
利用明細の郵送には対応していないので、注意してください。
確定申告や経費の申請などでどうしても紙の明細が必要な場合は、MyJCBで確認した明細を自分で印刷することは可能。
たまに誤解している方もいますが、税務上の控えなど公的な資料としても、印刷した明細で問題ありません。
会社の経理担当者に明細が必要と言われても、ほとんどが担当者の勘違いだったりします。
JCB Card Wのメリット
JCB Card Wは、今までのJCBオリジナルシリーズには無かったメリットがたくさんあります。
メリット1. 還元率1%の高還元率
JCB Cardといえば、ポイント(Oki Dokiポイント)の還元率は通常0.5%。
利用代金1,000円につき、Oki Dokiポイント1ポイント付与。
貯まったポイントを「JCBプレモ Oki Dokiチャージ」と交換すると、1ポイントあたり5円分になります。
つまり1,000円で5円分のポイントが貯まる計算になるので、還元率は0.5%です。
しかし、JCB Card Wは常にポイント還元率が2倍の1%に。
カード名称の「W」は、ポイント2倍という意味の「W」というわけです。
JCB Cardのスタンダードである一般カードよりも、断然おトクなクレジットカードです。
メリット2. 様々な会費が無料
JCB Card Wは年会費をはじめ、追加カードも無料で利用できます。
本人年会費無料
本人年会費は永年無料!
JCBの他のカードでは「年50万円以上の利用で翌年の年会費無料」など条件付きのものが多いですが、JCB Card Wは条件なしで無料です。
家族カードも無料
追加カードである家族カードの年会費ももちろん無料。
家族カードなら支払口座をまとめられるうえに、ポイントも一括して貯められます。
収入の少ない専業主婦や一緒に暮らしている学生のお子さんなどにもオススメです。
ETCカードも無料
ETCカードも年会費・発行料ともに無料。
ETCカードはカード会社によっては500円程度の年会費が必要だったり、発行料として1,000円程度必要なところもあります。
JCB Card Wならこうした費用がかからないので、気軽に申し込めますね。
メリット3. 40歳超えても継続利用可能
JCB Card Wは申込める年齢に制限があるものの、一度申込めば40歳を超えても利用OK!
もちろん年会費は無料のままです。
自分はまだ39歳以下だというあなた、申込むなら今がチャンスです!
40歳の誕生日を迎えて後悔しないためにも、早めに申込むことをオススメします。
メリット4. 特定店舗では還元率アップ!
ただでさえ還元率2倍のJCB Card Wですが、特定店舗ではさらにおトクにポイントが貯められます!
セブンイレブン、Amazonなどは2%
セブンイレブンやAmazonでJCB Card Wを利用すると、ポイントが2倍に!
還元率は2%となります。
スターバックスでは5%
さらにおトクなのがスターバックス。
キャンペーン参加登録のうえ、スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージで、1回で1,000円以上入金した場合、Oki Dokiポイントが10倍。
還元率5%と非常に高い還元率となります。
こうした店舗をよく利用するなら、JCB Card Wを持たないと、損をしてしまいます。
メリット5. QUICPayで更におトク
QUICPayとは、後払い式の電子マネー。
SuicaやPASMO、nanaco(通常カード)やWAONなどは前払い式なので事前にチャージして利用しますが、QUICPayはチャージ不要。
利用した分は後日、クレジットカードから引き落とされる仕組みです。
nanacoカードの中にはQUICPay対応のカードもあり(QUICPay(nanaco))、JCB Card Wと紐づけて利用すると実はかなりおトク!
セブンイレブン限定ですが、還元率が+0.5%アップします。
QUICPayで支払ったとしても、利用代金の引落しがJCB Card Wなら「ポイント2倍」が有効。
さらに、200円につき1ポイントのnanacoポイントも付与されるため、実質的な還元率は2.5%となるのです。
② nanacoポイント…200円につき1ポイント(還元率0.5%)
① + ② =還元率2.5%
メリット6. 女性向けのPlus Lもある
JCB Card Wのサービスに加えて、女性向けのサービスが付帯したJCB Card W Plus Lもあります。
- 女性疾病保険
- リーズナブルな保険料で女性特有の疾病にかかる入院費などをサポートしてくれる保険です。
保険料は年齢によって変わりますが、39歳以下なら最大でも月額710円。
女性特有の病気にかかった場合の入院手術保険金はもちろん、それ以外の疾病手術保険金も給付されます。 - カード利用でプレゼント応募のチャンスあり
- JCB Card W Plus L会員限定で、旅行券やコスメ用品、映画鑑賞券などが当たるプレゼント企画も。
ギフトカードが当たるキャンペーンなども開催されます。
JCB Card Wの評判
会員専用サイトが見やすい。ポイントも貯まりやすく、セブンイレブンなどでの利用が多い人にはメリットが多いカード
カード裏面にインフォメーションへの電話番号がない。送ってきた時の台紙にだけ、電話番号がかかれていた
2017年に始まった新しいカードということもあり、口コミなどはあまり多くありません。
しかし、実際に利用しているユーザーからは「ポイントが貯まりやすい」と評判のようでした。
まとめ
申込年齢制限があり、Web限定受付となっているJCB Card W。
他の年会費無料高還元率カードと同じ還元率なのに、JCBオリジナルで格好良いカードなので、使うときも恥ずかしくありません。
セブンイレブンやスタバをよく利用するなら、持っていないと損してしまう1枚。
年会費も無料なので、利用した分以外の余計な出費もありません。
今なら期間限定でキャンペーンも実施中!