「エネワンでんき」は、これまでLPガスの販売をメインに行ってきた株式会社サイサンの新電力。

エネワンでんきに申し込む前に知っておきたい注意点、メリット、特徴などをまとめました。
エネワンでんき

エネワンでんきのメリットと注意点

注意点

  • 契約容量が20A以下では、料金シミュレーションをした方が良い
  • 1年以内の解約は3,300円(税込)の違約金あり。

メリット

  • LPガス、ウォーターサーバー、灯油、インターネットなどセット割がお得
  • Pontaポイントが貯まる
  • エリアが広い(全国対応)

エネワンでんきの料金プラン

エネワンでんきは、供給エリアによって料金単価が異なっています。

このうち北海道電力管内向けのプランでは、灯油やガスとセットで使うと割引になるセット割が発表されています。

また、契約容量によって「エネワンBプラン」と「エネワンCプラン」の2プランが用意されています。

北海道電力管内向けプラン

【北海道電力管内向けプラン】
(表は横にスクロールします)


北海道電力管内の場合、グループ会社の一つである株式会社いちたかガスワンという企業に申込む形で、電気の契約をします。いちたかガスワンではLPガスや灯油の販売も行っていて、一緒に申し込むことで割引になる料金プランが設定されています。

セット割は、電気、ガス、灯油をまとめるほど、お得になります。

北海道電力管内以外のプラン

エネワンでんき比較

さらにLPガス、ウォーターサーバーとのセットで割引になります。
セット割1
セット割2
セット割3

セット割4

東京電力と比較するとどうなる?

エネワンでんきに乗り換えると電気代はどれくらい変わるのでしょうか。契約電流を40Aとして、東京電力の従量電灯Bと比較してみます。

なお、東京電力の従量電灯Bは、基本料金が1,123円20銭(40Aの場合)。電力量料金が最初の120kWhまで19.52円、121kWh〜300kWhまで26.00円、301kWh以上が30.02円です。

【エネワンでんきと東京電力の料金比較】
電力使用量エネワンでんき
(エネワンBプラン)
東京電力
(従量電灯B)
東京電力
との差額
200kWh5,502円40銭5,545円60銭-43円20銭
300kWh8,102円40銭8,145円60銭-43円20銭
400kWh10,744円40銭11,147円60銭-403円20銭
500kWh13,386円40銭14,149円60銭-763円20銭
600kWh16,028円40銭17,151円60銭-1,123円20銭
700kWh18,670円40銭20,153円60銭-1,483円20銭

今回は基本料金と電力量料金のみで比較しました。電力量料金は300kWhまでは東電と同じですが、300kWhを超える分や基本料金は、エネワンでんきの方がお得。

そのため、電力使用量に関わらず、東京電力と比べると電気代はお得になります。
電力使用量が多いほど、よりお得です。

なお、今回は東京電力についてのみ比較しましたが、他の電力会社管内においても同様。
使用量が多いほど、エネワンでんきの方が電気料金はお得になります。

乗り換えた方が良いのは?

エネワンでんきに乗り換えた方が良いのはこんな家庭です。

現在ガスワンのLPガスを使っていて、なおかつ電気をたくさん使う家庭

ガスと電気をまとめられるので、支払いや家計管理も楽になりますね。

乗り換えない方が良いのは?

逆にエネワン電気がおすすめできないのはこんな家庭。

契約容量が20A以下の単身世帯など電気の利用量が少ない人

エネワンでんきには、契約容量が10A〜20A(北海道電力は20Aあり)と小さい家庭向けのプランがありません。そのため、現在契約容量が20A以下の場合は、乗り換える前に契約容量を変更する必要があります。

Pontaが貯まる!

エネワンでんきでは、Pontaのポイントサービスで、LPガス、電気、Water Oneの利用料金200円(税抜)につき、1ポイントが貯まります。

電気やガスは毎月利用するもの。
だからこそ、毎月コンスタントにポイントを貯めることができます。
もしあなたがガスワンのLPガスを利用していて、Pontaも貯めているのであれば、乗り換えることをオススメします。

サイサンってこんな会社

エネワンでんきを運営する株式会社サイサンは、埼玉県に本社を置くガス会社で主にLPガスを取り扱っています。

「サイサン」という会社名よりも、「ガスワン」という名称の方が耳馴れているかもしれません。
LPガスの他にも、ミネラルウォーター「Water One」の宅配事業なども行っています。

あまり知られていないかもしれませんが、以前から自由化がスタートしていた高圧部門で既にサイサンは電気の販売も行っています。

販売先は法人が主で、顧客数は供給開始から10万件以上。
2013年4月から2015年10月までの継続利用率は、なんと99.6%!
多くの事業者が安心して、サイサンの電気を利用しているんです。

2016年4月からは家庭向けに電力販売スタート

サイサンでは、2016年4月にスタートした電力自由化により、「エネワンでんき」という名称で一般家庭向けに電気の販売をスタートしました。

供給エリアは全国で、一部離島を除きます。

契約件数25万件を突破。

申込み方法

エネワンでんきは、電話、インターネット、申込書のいずれかで申込めます。他の電力会社に申込む場合と同じように、手元には検針票を準備しておいてください。

インターネットで申し込む場合、既にLPガスやWater Oneを利用している場合とそうでない場合で、申込むページが分かれています。
既にLPガスなどを利用している場合はガスの検針票も必要になるので、こちらもお忘れなく。

申込みは曜日や時間帯にとらわれずにいつでもできる、インターネットが一番オススメです。

なお、エネワンでんきの取扱企業は次の通りとなっています。

【取扱企業一覧】
横にスクロールします

セットが使えるなら迷わずシミュレーションを

エネワンでんきの契約件数は10万件を突破するなど、順調に実績を伸ばしています。

LPガス、灯油、ウォーターサーバーなどセット割を利用できるなら、取りあえずシミュレーションしてみることをオススメします。

詳しく検討するならこちらの公式サイトで
⇒ エネワンでんき