新しい電力会社に興味はあるけど、色々調べるのがメンドウ。
そんなあなたも、これを読めば、あなたに最適な電力会社が5分で分かります。
(※2019年4月1日改定の九州電力新料金で比較しています)
目次
シェア上位15社の電力料金一覧
新電力のシェア上位15社を中心に、主要な新電力の電気料金を比較してみるとこちら。
(経済産業省2018年12月14日発表資料より)
九州電力エリア
※表は横にスクロールします→
全国 シェア |
電力会社 | お得度 |
2人家族 契約容量40A 月300kWh |
3人家族 契約容量40A 月400kWh |
4人家族 契約容量40A 月500kWh |
5人家族 契約容量50A 月600kWh |
6人家族 契約容量50A 月700kWh |
備考 (計算条件) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 (20%) |
東京ガス ※関東のみ |
– | – | – | – | – | ||
2位 (11%) |
auでんき ⇒詳細 |
× | 7,208円 | 9,533円 | 12,007円 | 14,763円 | 17,237円 | ※5〜8千円3%、8千円以上5%ポイント還元 |
-226円 | -507円 | -639円 | -786円 | -918円 | ||||
3位 (10%) |
大阪ガス ※関西のみ |
– | – | – | – | – | ||
4位 (6%) |
ENEOSでんき ※九州なし |
– | – | – | – | – | ||
5位 (6%) |
ハルエネでんき ⇒詳細 |
× | 7,389円 | 9,999円 | 12,609円 | 15,502円 | 18,112円 | |
-45円 | -41円 | -37円 | -47円 | -43円 | ||||
6位 (4%) |
ソフトバンクでんき ⇒詳細 |
△ | 7,200円 | 9,600円 | 12,000円 | 14,400円 | 16,800円 | |
-234円 | -440円 | -646円 | -1,149円 | -1,355円 | ||||
7位 (2%) |
エネワンでんき ⇒詳細 |
△ | 7,130円 | 9,457円 | 11,784円 | 14,392円 | 16,719円 | |
-304円 | -583円 | -862円 | -1,157円 | -1,436円 | ||||
8位 (2%) |
イーレックス ⇒詳細 |
△ | 7,330円 | 9,674円 | 12,018円 | 14,657円 | 17,001円 | |
-104円 | -366円 | -628円 | -892円 | -1,154円 | ||||
9位 (2%) |
J:COM関西 | △ | 7,382円 | 9,727円 | 12,073円 | 14,715円 | 17,061円 | |
-52円 | -313円 | -573円 | -834円 | -1,094円 | ||||
10位 (2%) |
Looopでんき ⇒詳細 |
◎ | 7,020円 | 9,360円 | 11,700円 | 14,503円 | 16,910円 | |
-414円 | -680円 | -946円 | -1,509円 | -1,775円 | ||||
11位 (2%) |
東急でんき ※関東のみ |
– | – | – | – | – | ||
12位 (1%) |
J:COM関東 ※関東のみ |
– | – | – | – | – | ||
13位 (1%) |
じぶん電力 ※受付停止中 |
– | – | – | – | – | ||
14位 (1%) |
eoでんき ※関西のみ |
– | – | – | – | – | ||
15位 (1%) |
ミツウロコでんき ⇒詳細 |
○ | 7,055円 | 9,388円 | 11,721円 | 14,351円 | 16,684円 | |
-379円 | -652円 | -925円 | -1,198円 | -1,471円 | ||||
新登場 |
あしたでんき ⇒詳細 |
◎ | 6,900円 | 9,200円 | 11,500円 | 13,800円 | 16,100円 | |
-534円 | -840円 | -1,146円 | -1,749円 | -2,055円 | ||||
新登場 |
イデックスでんき ⇒詳細 |
最安 | 6,692円 | 8,962円 | 11,233円 | 13,768円 | 16,039円 | ※イデックスクラブカード決済割引&ペーパーレス割引(いずれも55円/月)、1年間契約継続割引(500円/年・41円/月)キャッシュレス決済ポイント還元(5%・〜2020年6月) |
最安値 -742円 |
最安値 -1,078円 |
最安値 -1,413円 |
最安値 -1,781円 |
最安値 -2,116円 |
||||
参考 |
西部ガス (プラスでんきプラン1) |
× | 7,185円 | 9,674円 | 12,163円 | 14,826円 | 17,615円 | ※ガスセットプラン |
-249円 | -366円 | -483円 | -723円 | -840円 | ||||
参考 |
九州電力新プラン (スマートファミリープラン) ⇒詳細 |
× | 7,370円 | 9,866円 | 12,362円 | 15,155円 | 17,651円 | ※2年契約割引(年間777円・月64円) |
-64円 | -174円 | -284円 | -394円 | -504円 | ||||
基準 | 九州電力 従量電灯B | 7,434円 | 10,040円 | 12,646円 | 15,549円 | 18,155円 |
※再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額は各社同額なので除く。
※2019年10月改定の新料金で比較。
これを見ると分かるように、電力会社旧プランの人はほとんど場合、どこの電力会社を選んでも、新プランに乗り換えた方がお得です。
全ての使用量で安い新電力として注目されているのが、新登場の「イデックスでんき」、そして「あしたでんき」です。
シェア上位15社よりお得な「イデックスでんき」とは
イデックスでんきは、新出光が2016年7月から九州電力エリアで始めた新電力。
2019年10月からは、九州電力エリア内で初となる「dポイント付与」も始めました。
⇒イデックスでんき
イデックスでんきは、とにかくお得です!特に2020年6月まではポイント還元5%もあり最強の新電力といえるでしょう。車に乗らない家庭でもオススメ!
シェア上位15社よりお得な「あしたでんき」とは
あしたでんきは、東京電力グループの新電力で2018年5月にスタートしたばかり。
基本料金0円で従量料金が一定の標準プランと、基本料金が3,000円で従量料金が安くなるプランの2種類があります。
解約時の違約金もないので人気です。
⇒あしたでんき
※残念ながら、あしたでんきは2022年6月で全サービスを終了。申し込みできません。
⇒エネチェンジ
「あしたでんき」は東京電力HDが始めた料金が分かりやすい新電力。メリットと注意点を分かりやすくまとめました。
新電力選びのポイント3つ
まずは新電力を選ぶ際にチェックしておきたいポイントをまとめました。
ポイントは全部で3つ。
1つずつ詳しく見ていきます。
電力会社選びのポイント3つ
電力会社を選ぶ前に知っておきたいポイントをまとめました。
ポイント1:運営会社の実績
電力会社を選ぶ際の1つ目のポイントは運営会社の実績。
契約件数が1万件を超えているか、大手の電力会社を選びましょう。
この点、シェア上位15社なら最低でも契約件数は4万件以上。
その他の電力会社も大手が運営しています。
新電力と呼ばれる会社は300社以上、いくら電気代が安くなっても、誤請求などがある会社はやはり不安ですよね。
一応、契約先が倒産した場合でも電気の供給が止まることはありませんが、無用な心配は避けましょう。
ポイント2:解約時の違約金なし
電力会社を選ぶ2つ目のポイントは解約時の違約金が無いこと。
会社によっては違約金が発生するところもあります。
- 2年未満の解約で既割引分を精算
- 九州電力スマートファミリープラン(2年契約の年777円割引を精算)
- 契約期間内解約で違約金
- J:COM関西(最大2万円・コースによって異なる)
違約金の額は携帯電話やインターネットに比べると安いですが、契約時にはよく確認しておきましょう。
ポイント3:使用量が最大の月(2月)で比較
電力会社を選ぶ3つ目のポイントは、電気使用量の比較を一番多い月(2月)で比較すること。
実は家庭によって、電気使用量の季節差は大きく変わります。
電気料金をチェックするときは、一年で一番多い使用量の月で比較するのがオススメです。
季節による使用量の差は平均1.75倍
一般的に、電気使用量は2月が最大。
総務省の調査によると、2月の電気使用量は1.75倍に!
暖房に何を使うかでそれ以上の差になることもあります。
こうなると電気代も大きく変わってしまうんです。
シミュレーションも誤差が多い
電力会社の比較サイトなどでは、電気料金のシミュレーションができますが、あくまでも目安。
電気の使い方や季節による使用量の差は家庭によって大きく違うため、誤差が大きいのです。
最大使用量で比較する理由は、電気代が最も高い時期にどれだけ節約できるかが分かるから。
あなたのご家庭では季節ごとの電気使用量がどれだけ違うのか、まずはチェックしてみてくださいね。
電気使用量が少ない家庭はセット割とポイント
電気の使用量が少ない家庭は、セット割やポイントサービスも含めて電力会社を比較しましょう。
電気代に比べるとお得度は低いですが、チリも積もれば…といいますからね。
セット割 | |
---|---|
auでんき | 電気料金に応じてau WALLETポイントを1~5%ポイント還元 |
J:COM関西 | J:COM利用料から最大年間12,000円割引 |
ソフトバンクでんき | スマホやインターネット1回線につき年間1,200円割引、でんき代1%割引(おうちでんき限定) |
Looopでんき | 住宅用太陽光発電システムと併用(Looopへの買電が条件)で従量料金単価1円引き。 LooopHome購入者は従量料金単価から1円割引。 Looopでんち購入者は従量料金単価が3円割引。 ※3つの割引は併用可、最大値引価格は5円。 |
楽天まちでんき | 毎月楽天マート200円割引、楽天TV100円割引 |
HISのでんき | 旅行代金が最大3,000円割引 |
九州電力 | 契約電流とガス使用量に応じて、きゅうでんガスのガス料金が毎月100~1,300円割引 |
表はスクロールします→
Tポイント | Ponta | 楽天 | nanaco | WAON | dポイント | PASMO | ANAマイル | JALマイル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東京ガス | 1.5% | 1.5% | 1.5% | 1.5% | 1.5% | 1.5% | - | - | - |
auでんき | - | 1%〜5% | - | - | - | - | - | - | - |
大阪ガス | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
ENEOSでんき | 0.5% | - | - | - | - | - | - | 0.5% | - |
エネワンでんき | - | 0.5% | - | - | - | 0.5% | - | - | 0.25% |
東急でんき | - | - | - | - | - | - | 1% | 0.75% | 0.5% |
J:COM関西 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
ソフトバンクでんき | 5kWhにつき50ポイント | - | - | - | - | - | - | - | - |
eoでんき | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
Looopでんき | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
まちエネ | - | 1% | - | - | - | 1% | - | - | 0.5% |
J:COM関東 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
じぶん電気 | |||||||||
北海道ガス | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
楽天でんき | - | - | 0.5% | - | - | - | - | - | - |
HISのでんき | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
北海道電力 | - | - | 〇 | - | - | - | - | - | 〇 |
東北電力 | - | 〇 | - | 〇 | - | 〇 | - | - | - |
東京電力 | 0.5% | 0.5% | - | 0.5% | 0.5% | - | - | - | - |
中部電力 | 0.5% | - | - | 0.5% | 0.5% | 0.5% | - | - | 0.25% |
関西電力 | - | 0.64% | 0.64% | 0.64% | 0.64% | 0.64% | - | 0.4% | - |
中国電力 | - | - | - | - | 0.5% | - | - | - | - |
九州電力 | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
※ソフトバンクでんきはバリュープランで月300kWh未満の場合のみ。最大1000ポイントまで。
携帯電話とのセット割
auでんき
auユーザーが利用できる新電力。
電気料金自体は九州電力の従量電灯Bとほとんど変わりませんが、au WALLETへのポイント還元あり。
電気料金に応じて最大5%ポイント還元されるので、その分、お得になります。
auでんきについて詳しくはこちら
⇒auでんきの詳細
ケーブルテレビとのセット割
J:COM
福岡と熊本、大分の一部エリア限定で利用できるJ:COM。
J:COMのケーブルテレビを契約している人が対象です。
ポイントサービスはありませんが、J:COM利用料金がお得になるセット割があります。
まとめ
九州電力エリアについて、主要新電力を比較、それぞれの特徴を紹介しました。
いずれの新電力も、九州電力の従量電灯プランから乗り換えるだけで、毎月の支払いが安くなります。
どこか気になる新電力があれば、乗り換えてみてはいかがでしょうか。
特にこだわりが無いなら、「イデックスでんき」、「あしたでんき」に切り替えてみると良いでしょう。
あしたでんきは、主要新電力15社と比較しても九州電力エリア最安値。
東電グループの安心感もあり、解約金もないので、気軽に試すことができます。
⇒イデックスでんき
⇒あしたでんき
※残念ながら、あしたでんきは2022年6月で全サービスを終了。申し込みできません。
⇒エネチェンジ