ニチガスでんき
でんきとガスのセット割「でガ割」のテレビCMでおなじみの、ニチガスでんき。

ガスと電気をセットで契約すれば、セット割によって電気代・ガス代がお得になります。

ただし、誰でも無条件でお得になるわけでは無いので要注意。

1ヶ月あたりの電気使用量が少ない「一人暮らし」や「共働きの夫婦」などは、ニチガスでんきに乗り換えると逆に損する恐れもあります。

また電気の使用量が多い一戸建てや大人数の家庭では、他の新電力に乗り換えた方が電気代・ガス代を節約できるケースも。

あなたが、ニチガスでんきに乗り換えるべきか、また他にお得な選択肢があるのかについて詳しく解説します。

電気使用量が200kWh以下だとニチガスでんきは損

一人暮らしや共働きの二人暮らしなど、電気使用量が少ない家庭は、要注意。

ニチガスでんきは、1ヶ月あたりの電気使用量が200kWh以下になる月がある家庭の場合、乗り換えると逆に損をする恐れがあります。

春と秋の電気使用量をチェック

同じ家庭であっても、電気の使用量は季節によって変わります。

一般的な家庭の電気使用量はこちら

家庭の電気使用量の季節変化

電気使用量の季節変化

電気の使用量が多いのは冬(2月)、そして夏(8月)。

一方、春(6月・7月)や秋(10月・11月)の電気使用量は少なくなります。

春と秋の電気使用量が200kWh以下になる場合は、ニチガスでんきに切り換えると、逆に損してしまいます。

はなはな

どうして損するの?

節約神節約神

ニチガスでんきは、200kWh未満だと4,600円で定額なんだ。
だから使ってなくても4,600円(200kWh分)を支払うことになってしまうんだよ

電力量料金は、一般的には1ヶ月間の電気使用量に応じて料金が決まります。

しかしニチガスでんきの場合、最初の200kWhまでは使用量に関係なく4,600円。

つまり、電気をあまり使わなくても4,600円の料金が発生してしまうというわけです。

はなはな

普通なら3,000円くらいでも、ニチガスでんきだと4,600円かかるってことなんだね

節約神節約神

そう。
せっかくの節約が無駄になってしまう恐れがあるんだ

なお、ニチガスでんき以外にも電力量料金が一定量まで定額制となっている新電力はありますが、数自体はかなり少数です。

200kWh以下の家庭に向いている電気・ガスとは

春や秋に200kWhになる家庭は、東京ガスにまとめた方が良いでしょう。

電気使用量が200kWh以下になる月がある家庭が、電気とガスをまとめるのに向いているのが、東京電力又は東京ガス。

ただし、東京電力はガス料金が2年目以降に高くなるため注意が必要です。

なぜなら最初の1年間だけ5%オフになる「スタート割」がなくなるため。

東京ガスと東京電力の電気とガスセットについては、こちらで解説しています。
【決定版】東京電力と東京ガスの料金比較!〜電気ガスセット割〜

使用量が800kWh超の家庭はニチガス以外がお得

逆に1ヶ月の電気使用量が800kWhを超える家庭は、ニチガスより他の電気とガスを選んだほうがお得です。

確かに季節変動を考慮しても、1ヶ月あたりの電気使用量が200kWhを超えていれば、ニチガスに切り替えることで電気・ガス代が節約できます。

でもニチガスが最安値ではありません。

800kWh超の家庭に向いている電気・ガスとは

使用量が800kWhを超える家庭が電気ガスセットに切り替えるなら、東京ガスの電気ガスセットの方がお得です。

料金自体がニチガスより安い上に、東京ガスにはキャンペーンが豊富という強みがあります。

新電力のシェアも第1位と顧客数がダントツに多いところも、安心できるポイントと言えるでしょう。

また、セット割にこだわらず「一番安くしたい!」というあなたは、あしたでんき+東京ガスの組み合わせがさらに安くなります。

この場合、電気を「あしたでんき」に、ガスを「東京ガス」にします。

あしたでんきの大きな特徴は基本料金が0円であること。

電気を使った分だけ電気代として支払うスタイルの新電力です。

はなはな

電気とガスをまとめてセット割にするのが一番お得な気もするけれど、組み合わせ次第ではもっと安くなる可能性もあるんだね

あしたでんきとは

あしたでんき
あしたでんきは、東京電力グループの新電力で2018年5月にスタートしたばかり。

実績はこれからですが、東電グループの信頼性と低価格でシンプルな料金設定から、現在急成長中。

基本料金0円で従量料金が一定の標準プランと、基本料金が3,000円で従量料金が安くなるプランの2種類があります。

解約時の違約金もないので人気です。

あしたでんきについて詳しくはこちら
「あしたでんき」のメリットと注意点を、わかりやすく解説!

いますぐ公式サイトでシミュレーションしてみるならこちら
あしたでんき

200〜800Kwhの家庭はキャンペーンも含めて検討

ここまでに挙げた「使用量が200kWh以下になる月がある家庭」と「800kWh以上使う家庭」以外は、ニチガスでも他の電力会社でも大きく差が出ることはありません。

出来るだけお得に切り替えたいと考えるなら、各社が実施しているキャンペーンも含めて比較するのがオススメ。

キャンペーンを含めて考えると、東京ガスがお得になります。

東京ガス 電気代2ヶ月分15%OFF(もれなく)

電気代OFFキャンペーン
キャンペーン期間:2018年12月26日〜2019年4月10日

期間中に東京ガスの電気申込で、電気代が2ヶ月分15%OFF!

その他新電力のキャンペーンについては、こちらでまとめています。
電力会社のキャンペーンまとめ

ニチガスでんきと他の電気・ガスセットの料金比較

【東京ガスと東京電力の比較表(1ヶ月あたり)】
→表はスクロールします
目安 1人暮らし 1人暮らし 2人家族 3人家族 4人家族 5人家族 6人家族 7人家族
契約容量 20A 20A 40A 40A 40A 50A 50A 60A
電力量 100kWh 200kWh 300kWh 400kWh 500kWh 600kWh 700kWh 800kWh
ガス使用量 10m3 20m3 30m3 40m3 40m3 50m3 60m3 60m3
切替前(東京電力従量電灯B+東京ガス旧プラン)
合計 4,685円 8,582円 13,025円 17,308円 20,310円 24,873円 29,156円 32,439円
東京電力
従量電灯B
2,514円 4,984円 8,146円 11,148円 14,150円 17,432円 20,434円 23,717円
東京ガス  2,172円 3,598円 4,879円 6,160円 6,160円 7,441円 8,722円 8,722円
ニチガスでんきに切り替えた場合
合計 6,436円 7,792円 12,482円 16,148円 18,698円 22,746円 26,513円 29,344円
月1,751円高
年21,009円高
月791円安
年9,490円安
月543円安
年6,519円安
月1,159円安
年13,911円安
月1,611円安
年19,335円安
月2,127円安
年25,527円安
月2,643円安
年31,719円安
月3,095円安
年37,143円安
電気 4,300円 4,300円 7,773円 10,223円 12,773円 15,604円 18,154円 20,985円
ガス 2,136円 3,492円 4,708円 5,925円 5,925円 7,142円 8,359円 8,359円
ポイント
東京電力に切り替えた場合(1年目のみ、2年目はスタート割なし)
合計 4,405円 8,178円 12,498円 16,665円 19,652円 24,101円 28,268円 31,536円
月280円安
年3,360円安
月405円安
年4,860円安
月527円安
年6,324円安
月642円安
年7,704円安
月657円安
年7,884円安
月773円安
年9,276円安
月888円安
年10,656円安
月903円安
年10,836円安
電気 2,414円 4,882円 8,042円 11,044円 14,046円 17,329円 20,331円 23,614円
ガス 2,107円 3,490円 4,733円 5,975円 5,975円 7,218円 8,460円 8,460円
スタート割
初年限定
-105円 -175円 -237円 -299円 -299円 -361円 -423円 -423円
ポイント -10円 -20円 -40円 -55円 -70円 -85円 -100円 -115円
東京ガスに切り替えた場合
合計 4,756円 8,346円 12,558円 16,248円 18,796円 22,890円 26,704円 29,267円
月70円高
年840円高
月237円安
年2,844円安
月467円安
年5,604円安
月1,060円安
年12,720円安
月1,514円安
年18,068円安
月1,983円安
年23,796円安
月2,452円安
年29,424円安
月3,172円安
年38,064円安
電気 2,498円 4,867円 7,859円 10,328円 12,921円 15,795円 18,388円 20,981円
ガス 2,318円 3,598円 4,879円 6,160円 6,160円 7,441円 8,722円 8,722円
ポイント -60円 -120円 -180円 -240円 -285円 -345円 -405円 -435円
あしたでんき+東京ガス新プランに切り替えた場合
合計 4,850円 8,683円 12,509円 16,330円 18,880円 22,706円 26,532円 29,082円
月172円高
年2,066円高
月101円高
年1,212円高
月516円安
年6,187円安
月978円安
年11,731円安
月1,430円安
年17,155円安
月2,167円安
年26,009円安
月2,624円安
年31,493円安
月3,357円安
年40,286円安
あしたでんき 2,550円 5,100円 7,650円 10,200円 12,750円 15,300円 17,850円 20,400円
ガス 2,318円 3,598円 4,879円 6,160円 6,160円 7,441円 8,722円 8,722円
ポイント -10円 -15円 -20円 -30円 -30円 -35円 -40円 -40円

※再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額は同額なので除く。
※東京電力はガスセット割(電気料金100円割引)含む。
※東京ガスはガス・電気セット割(契約容量20Aは電気料金×0.05%割引、その他は電気の基本料金270円割引)含む。
※上記表はあくまで目安です。契約前に公式サイトのシミュレーション等でご確認願います。また契約条件についても公式サイトをご確認願います。

比較した条件について

今回の表で利用した各社の料金プランの概要は次の通り。

東京電力の料金プランについて

電気(スタンダードS)
旧料金プランの「従量電灯B」と同じように、アンペア数に応じた契約となる料金プランです。
ブレーカーに応じて10A〜60Aの中から選べます。
ガス(とくとくガスプラン)
東京ガスの「一般料金」と比べて、3%オトクな東京電力のガス料金プラン。
電気料金の新料金プラン(スタンダードプランなど)を契約している人が利用できます。

東京ガスの料金プランについて

でんき(ずっとも電気1、1S)
東京電力の従量電灯Bに相当する、東京ガスの電気料金プランです。
「ずっとも電気1」は、アンペア数が30〜60Aで電気使用量が多いユーザーが対象。
「ずっとも電気1S」は、アンペア数が10〜60Aで電気使用量が少ないユーザーが対象です。
ガス(ずっともガス)
従来の東京ガス「一般料金」を契約しているユーザーが対象となる、新しいガス料金プランです。
利用料金に応じてパッチョポイントが新しく付与されるようになっています。

ニチガスでんきの特徴

ニチガスでんきを提供しているのは、ガス事業でおなじみの日本瓦斯株式会社。

ガスと電気をセットで利用すると「でガ割」というセット割が利用できます。

ニチガスでんきの主な特徴は次の通り。

月に200kWh以上使うとお得

ニチガスでんきは1ヶ月間の電気使用量が200kWh以下だと定額ですが、200kWhを超えると東京電力の「従量電灯B」よりも料金単価がお得に。

電気をたくさん使う家庭ほど、電気代がお得になる可能性が高くなります。

ただし、すでに説明した通り800kWhを超えると「最安」というわけではないので、その点には注意が必要です。

でガ割で毎月300円割引に

ニチガスで電気とガスをまとめると、でガ割によって料金が割引になります。

割引料金は1ヶ月あたり300円。

割引額だけ比較すると、東京ガスの「ガス・電気セット割」の270円/月より割引が大きくなります。

でんきも安心! サポートサービスが利用できる

ニチガスでんきを契約すると、トラブル発生時のサポートサービスが利用可能に。

電気のトラブルが発生しても、無料で対応してもらえます。

※出張費および60分以内の作業が無料。

トラブル発生時には東京電力パワーグリッドが対応してくれるので安心です。

ただし同様のサービスは東京ガスもあります。

東京電力とあしたでんきにはありません。

支払い方法は2通り

ニチガスでんきの支払い方法は、口座引き落としまたはクレジットカード払いの2通り。

ガスのみ利用の場合はガス代の支払いにビットコインも利用できますが、電気とセットで使う場合は対象外となります。

まとめ

ニチガスでんきは、1ヶ月の電気使用量が1年を通じて200kWh〜800kWhの家庭に最適な電気・ガスのサービスです。

ただし春と秋に200kWh以下になる月がある家庭では、損する可能性もあるので要注意。

また800kWhを超える場合は、東京ガスやあしたでんきの方がお得です。

またキャンペーンを考えると、お得なキャンペーンが多い東京電力の方がメリットも多いかもしれません。

あなたのご家庭に最適なサービスを選んで下さい。

ニチガスでんきの公式サイトはこちら
ニチガスでんき