まちエネは、新電力シェア12位と人気でしたが、最新2019年12月の総務省データでは20位圏外に。

しかしまちエネには注意点もあります。

申し込む前に知っておきたい注意点をまとめました。

まちエネの注意点

そもそも他に安い電力会社がある

東京電力エリアには、まちエネより安い電力会社があります。

実績がある新電力のシェア上位15社(総務省2017年12月発表)で比較するとこちら。

【主要新電力の電気代比較】
東京電力エリア
※表はスクロールします→
全国
シェア
電力会社 お得度 2人家族
契約容量40A
月300kWh
3人家族
契約容量40A
月400kWh
4人家族
契約容量40A
月500kWh
5人家族
契約容量50A
月600kWh
6人家族
契約容量50A
月700kWh
備考
(計算条件)
1位
(20%)
東京ガス
詳細
7,754円 最安値
10,073円
最安値
12,486円
15,555円 17,878円 ※でんきガスセット割(定額A)270円割引
※ポイント1000円毎15P還元
-392円 -1,075円 -1,664円 -1,878円 -2,557円
2位
(11%)
auでんき
詳細
7,735円 10,586円 13,437円 16,555円 19,406円 ※8000円以上で5%ポイント還元
-410円 -561円 -712円 -877円 -1,028円
3位
(10%)
大阪ガス
※関西のみ
4位
(6%)
ENEOSでんき
詳細
7,703円 10,245円 12,788円 15,609円 18,151円 ※Tポイント200円毎1P還元
※2年とくとく割0.2円/kWh割引
解約金1,080円
-443円 -902円 -1,362円 -1,823円 -2,283円
5位
(6%)
ハルエネでんき
詳細
× 8,089円 11,091円 14,093円 17,362円 20,364円
-56円 -56円 -56円 -70円 -70円
6位
(4%)
ソフトバンク
自然でんき
詳細
7,800円 10,400円 13,000円 15,600円 18,200円
-346円 -748円 -1,150円 -1,832円 -2,234円
7位
(2%)
エネワンでんき
詳細
8,102円 10,744円 13,386円 16,298円 18,940円
-43円 -403円 -763円 -1,134円 -1,494円
8位
(2%)
イーレックス
詳細
7,824円 10,548円 13,272円 16,276円 19,000円
-321円 -599円 -877円 -1,157円 -1,435円
9位
(2%)
J:COM関西
※関西のみ
10位
(2%)
Looopでんき
詳細
7,800円 10,400円 13,000円 15,600円 18,200円
-346円 -748円 -1,150円 -1,832円 -2,234円
11位
(2%)
東急でんき
詳細
8,057円 10,900円 13,743円 16,813円 19,656円
-89円 -248円 -407円 -620円 -779円
12位
(1%)
J:COM関東 8,087円 10,789円 13,491円 16,473円 19,175円
-59円 -359円 -659円 -959円 -1,259円
13位
(1%)
じぶん電力
※受付停止中
14位
(1%)
eo電気
※関西のみ
15位
(1%)
ミツウロコでんき
詳細
7,768円 10,292円 12,816円 15,621円 18,145円
-377円 -855円 -1,333円 -1,811円 -2,289円
18位
(1%)
HISのでんき
詳細
最安値
7,444円
10,146円 12,848円 15,690円 18,392円
-702円 -1,002円 -1,302円 -1,742円 -2,042円
新登場 楽天でんき
詳細
7,761円 10,348円 12,935円 15,522円 18,109円 ※楽天Sポイント200円毎1P還元
-385円 -800円 -1,215円 -1,910円 -2,325円
新登場 あしたでんき
詳細
7,650円 10,200円 12,750円 最安値
15,300円
最安値
17,850円
-496円 -948円 -1,400円 -2,132円 -2,584円
圏外 まちエネ 7,851円 10,420円 12,999円 15,848円 18,417円 ※1,000円で10Pポイント還元
-295円 -728円 -1,151円 -1,584円 -2,017円
参考 東京電力新プラン
(スタンダードS)
× 8,002円 10,989円 13,976円 17,244円 20,231円 ※1000円毎1P還元
※ガスセット割100円引
-144円 -159円 -174円 -189円 -204円
基準 東京電力
従量電灯B
8,146円 11,148円 14,150円 17,432円 20,434円

※上記は基本料金と電力料金のみで、再生可能エネルギー発電促進賦課金、燃料費調整額は各社同額が別途かかります。

かならずしもまちエネが最安値ではないことが分かります。

Pontaポイントでの還元

まちエネの公式サイトでは、東京電力の電気料金と比較して「どれだけおトクになるか」が記載されています。

  • 基本料金…実質約1%おトク!
  • 電力量料金第1段階…実質約1.5%おトク!
  • 電力量料金第2段階…実質約5.6%おトク!
  • 電力量料金第3段階…実質約14.4%おトク!

しかしこれはPontaポイントによる還元も含めた数値。

支払う電気料金自体がここまでおトクになるわけではない点に注意してください。

ローソンを使わない人にはメリットが少ない

まちエネでは毎月、ローソンで使えるクーポン券なども配布されます。

当然ですが、近くにローソンがない人などローソンを使わない人にはメリットなし。

たとえば、車を持っている人ならENEOSでんき、東京ガスユーザーなら東京ガスの電気など、別の新電力を利用した方が結果的におトクです。

ローソンで申込めない

ローソンが提供している新電力ですが、ローソンの店舗で直接申し込めません。

切り替える場合はインターネットまたは書面による申込みが必要です。

ローソンで申込めれば新電力への切り替えも身近になりそうですが、今のところその予定はなさそうです。

まちエネのメリット

まちエネのメリットです。

ローソンをメインで使う人には嬉しい

ローソンをよく使う人にとっては嬉しいサービスがあります。

  • 毎月クーポン券や無料券が配布される
  • ローソンチケットの割引特典により、映画鑑賞券(1,800円)がいつでも1,300円になる

このうちクーポン券や無料券は、毎月100〜200円相当のものを配布。

対象商品は月ごとに変わります。

ローソンチケットの割引特典は何回でも利用OKなので、映画鑑賞が好きな人にもオススメです。

Pontaポイントが貯まる

まちエネでは電気代1,000円につき、Pontaポイントが10ポイント貯まります。

還元率は1%と高め。

たまったポイントでローソンの商品がお得になる「お試し引換券」との交換もできます。

ちなみに、ポイント還元率で比較するとまちエネよりも東京ガスの方が実はおトク。

東京ガスの還元率は1.5%で、もらえるポイントも6種類(Tポイント、Pontaポイント、楽天スーパーポイント、nanaco、WAON、dポイント)と豊富です。

【新電力シェア上位のポイント一覧】
表はスクロールします→

 TポイントPonta楽天nanacoWAONdポイントPASMOANAマイルJALマイル
東京ガス1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%---
auでんき---------
大阪ガス---------
ENEOSでんき0.5%------0.5%-
エネワンでんき-0.5%---0.5%--0.25%
東急でんき------1%0.75%0.5%
J:COM関西---------
ソフトバンクでんき5kWhにつき50ポイント--------
eoでんき---------
Looopでんき---------
まちエネ-1%---1%--0.5%
J:COM関東---------
じぶん電気
北海道ガス---------
楽天でんき--0.5%------
HISのでんき---------
北海道電力-------
東北電力------
東京電力0.5%0.5%-0.5%0.5%----
中部電力0.5%--0.5%0.5%0.5%--0.25%
関西電力-0.64%0.64%0.64%0.64%0.64%-0.4%-
中国電力----0.5%----
九州電力---------

※ソフトバンクでんきはバリュープランで月300kWh未満の場合のみ。最大1000ポイントまで。

まちエネの評判は?

まちエネを実際に使っているユーザーからは、どんな評判なのでしょうか。

お客様インタビューやネット上の声をいくつか集めてみました。

まちエネに切替えてから、電気代がとても安くなりました。気がついたらPontaポイントもたくさんたまっていて、ローソンで商品購入できてうれしいです

まちエネはプランが1つなので、迷うこともなく、ネットで申込みできて、工事の立ち会いもなくて助かりました

電気代で安くなるというより、Pontaやクーポンでお得になる印象

ローソンが近くになければ検討しない方が良い

こうした声からも、ローソンの使用頻度がポイントとなるまちエネ。

普段からローソンを使う人にはオススメの新電力と言えそうです。

まちエネの特徴

エリア

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の一部(富士川以東)※離島を除く

ローソンと三菱商事が共同で提供

まちエネはコンビニ大手のローソンと、総合商社の三菱商事が共同で提供している新電力。

三菱商事は2000年の大口需要家向け電力自由化解禁時から電力事業に参入していて、実績も豊富です。

どちらも大手企業なので、安心感があるのも嬉しいですね。

料金プランは1つだけ

まちエネの料金プランはシンプルに1つだけ。

分かりやすい料金プランなので、あれこれ迷うことがありません。

逆に、「自分で細かく比較して選びたい」なんて人には向かないかもしれません。

Pontaポイントが貯まる

まちエネでは電気料金1,000円につき、10ポイントのPontaポイントを付与。

ただし、前にも書いた通り東京ガスの方が高還元率です。

電気を多く使う家庭では、まちエネも東京ガスも電気代はほぼ同じ。

東京ガスユーザーなら、セット割でガス代もお得になります。

こうした点まで考慮すると、東京ガスの方が一歩リードといったところです。

毎月クーポン券が届く

クーポンでお得に利用できる商品は、ローソンで人気のからあげクンや、マチカフェのコーヒーなど。

ローソンユーザーの中には、こうした商品をよく購入する人も多いのではないでしょうか。

対象商品は毎月変わりますが、お得に利用できるのは嬉しいですね。

売り上げの一部は環境保全に

まちエネの売上は、その一部が「ローソン緑の基金」に寄付されます。

地球環境の保護にも一役買っているわけです。

電源構成について

平成28年度の実績値では、火力発電が66%、大規模な水力発電を含むFIT(再生可能エネルギー)などが19%。

自然エネルギーによる発電量も多く、緑の基金への寄付も含め、環境保護に関心がある人にもオススメです。

まとめ

電気を多く使う家庭を中心に、電気代を節約できる可能性があるまちエネ。

ローソンユーザーにとっては嬉しい特典付の新電力です。

しかし東京電力エリア内ではもっとお得な電力会社があります。

他の新電力と比較してから申し込みましょう。

たとえば、知名度が高くシェア上位に入っている東京ガスやENEOSでんき。

ガスやガソリンといった「生活必需品」とのセット割があるところがポイントになります。

都市ガスユーザーなら東京ガス、車を持っているならENEOSでんきがオススメです。

このほか、基本料金0円、使った分だけ電気代を支払うLooopでんきも人気上昇中。

表からもまちエネ以上にお得なことが分かりますが、太陽光発電を設置している家庭などは更にお得になります。

自分に合う電力会社は、電気使用量はもちろん生活スタイルによっても変わるもの。

人気の電力会社の中でも比較して、自分に合う新電力を見つけてくださいね。