一人暮らしのイメージ
ファミリー世帯と比べると家にいる時間も短めで、電力使用量もそう多くない一人暮らし。
そんな一人暮らしでも、電力会社を乗り換えた方が良いのでしょうか?

一人暮らしの注意点、乗り換えるならどんな新電力が良いのか解説します。

注意! 一人暮らしの選択肢は少ない

一人暮らしの人が知っておきたい新電力の注意点があります。
それは「電気使用量が少ないと、電気料金が安くなるプランは少ない」という点。

単身世帯に限らず、夫婦2人暮らしなどの世帯でも使用量が少ない場合は注意が必要です。

そもそも電力自由化によって発表された新プランのほとんどが、電気をたくさん使う家庭ほどお得になるプラン。

そのため契約容量が20A以下など小さい場合は、申込みすらできないという場合も少なくないうえ、結果的に割高になることもあります。

一人暮らしでもお得な電力会社

一人暮らしは電力自由化の恩恵を受けにくいとは言っても、きちんと選べば大丈夫。

電気代はもちろん、セット割などを駆使すれば、暮らしの支出を抑えることは可能です。

今回は東京電力エリアの単身世帯にオススメのプランを見ていきます。

とにかく電気代が安くなればOK!

「ややこしいセット割にはあまり興味がない」
「とにかく電気代が安くなれば良い」
とにかく電気代が安くなればOKというあなたにはこちら。

  • H.I.S.の「たのしいでんき」
  • ENEOSでんき

H.I.S.の「たのしいでんき」

H.I.S.の「たのしいでんき」。では、各電力会社(東電パワーグリッドなどの既存電力会社)の電気料金より、一律5%安い料金設定となっています。
(※ただし関西電力エリアは除く)

基本料金、従量料金とも5%安い設定なので、生活スタイルなどを変えなくても確実に電気代を5%安くすることが可能。

あれこれ考えるのは面倒! なんてあなたには嬉しい新電力です。

詳しくはこちらを参考に
旅行会社も電気を売る! H.I.S.の電気とは

ENEOSでんき

エネオスでんきは東京電力エリア限定。
2017年の料金改定で、単身でもお得なVプランが誕生しました!

【ENEOSでんきのVプラン】

ENEOSでんきVプラン

ENEOSでんきについて詳しくはこちら
ENEOSでんきの詳細

セット割で電気代以外を節約

単純に電気代だけで比較するのではなく、普段利用しているサービスとのセット割で電気代以外を節約する方法もあります。

経済産業省が2017年8月に発表した新電力シェアトップ15社他のセット割一覧です。

【主な電力会社のセット割】
順位 セット割
1東京ガスガス代年間3,240円割引
2auでんき電気料金に応じてau WALLETポイントを1~5%ポイント還元
3大阪ガスGAS得プランもっと割料金とセット利用でガス代3%割引
4ENEOSでんきエネオスカードの通常特典に加え、ガソリン・軽油・灯油代が1円/L引き
5大東建託(撤退)-
6エネワンでんき【北海道】いちたかゴールドプラン(電気+ガス又は灯油)で年間1,908円割引、いちたかプラチナプラン(電気+ガス+灯油)で年間1,960円割引
【千葉・埼玉・栃木の一部エリア】都市ガスハッピープランとセット利用で年間1,296円割引、宅配水サービスも利用すれば年間2,592円割引
7東急パワーサプライイッツコム利用料が年間4,200円割引
8J:COM関西J:COM利用料から最大年間12,000円割引
9ソフトバンクでんきスマホやインターネット1回線につき年間1,200円割引、でんき代1%割引
10eoでんき関電ガスとセットで3%割引
11Looopでんき住宅用太陽光発電システムと併用(Looopへの買電が条件)で従量料金単価1円引き。
LooopHome購入者は従量料金単価から1円割引。
Looopでんち購入者は従量料金単価が3円割引。
※3つの割引は併用可、最大値引価格は5円。
12まちエネ毎月ローソンで使える100~200円相当のクーポン配布、ローソンチケット割引特典あり
13J:COM関東J:COM利用料から最大年間12,000円割引
14じぶん電気なし
15北海道ガス給湯・暖房・融雪割1%割引、給湯+暖房割2%割引、マイホーム発電割3%割引、灯油セット割2%割引(いずれか1つ)
楽天まちでんき毎月楽天マート200円割引、楽天TV100円割引
HISのでんき旅行代金が最大3,000円割引
北海道電力なし
東北電力カメイ株式会社提供の「すまいるガス(LPガス)」セット利用でLPガス料金が年間2,400円割引
東京電力セット割引対象メニューの契約でとくとくガスプランのガス料金が年間1,200円割引
中部電力セット割引対象メニューの契約でカテエネガスのガス料金が2%割引
関西電力関電ガスとのセット利用でガス料金が3%割引
中国電力なし
九州電力契約電流とガス使用量に応じて、きゅうでんガスのガス料金が毎月100~1,300円割引

例えばセット割を狙うならこちら。

  • 東京ガスのでんき
  • 昭和シェル

「東京ガス」はガスの基本料金が割引に

東京電力エリアでほぼ「独り勝ち」状態とも言える、東京ガス。

電力自由化がスタートしてから2017年11月時点で、契約件数は100万件を突破しています。

東京ガスには3種類の料金プランがありますが、今回は単身世帯が利用する可能性の高い「ずっとも電気1」を紹介します。
※東京ガスは契約容量30A以上のみ。

【東京ガスのでんき】

契約容量基本料金従量料金  
ずっとも電気10〜
140kWh
141〜
350kWh
351kW〜
30A842.40円23.24円23.45円25.93円
40A1,123.20円
50A1,404.00円
60A1,684.80円

では、東京電力と比較するとどうでしょうか。

例えば
契約電流30A
使用電力量200kWh
として比較します。

すると、
東京電力従量電灯B: 5,265円
東京ガス: 5,503円
となり(基本料金+従量料金のみ。実際の金額とは異なります)東京ガスが238円高くなるという結果に。

ただ東京ガスの場合は、ガス+電気のセット割があり、ガスの基本料金が毎月270円引きになります。

つまり、トータルで考えると約30円ほど東京ガスの方がお得になるんです。

また東京ガスでは電気料金1,000円につき15ポイントの「パッチョポイント」がもらえます。
ポイント自体は東京ガスのオリジナルですが、Tポイントなど提携ポイントと等価交換もOK。

簡単に言うと、1,000円につき15ポイントのTポイントが貯められるということ。
ポイント還元率は他社と比べても群を抜いて高くなっています。

【シェア上位15社他のポイント一覧】
表はスクロールします→

順位 TポイントPonta楽天nanacoWAONdポイントPASMOANAマイルJALマイル
1東京ガス1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%1.5%---
2auでんき---------
3大阪ガス---------
4ENEOSでんき0.5%------0.5%-
5大東建託(撤退)
6エネワンでんき-0.5%---0.5%--0.25%
7東急でんき------1%0.75%0.5%
8J:COM関西---------
9ソフトバンクでんき5kWhにつき50ポイント--------
10eoでんき---------
11Looopでんき---------
12まちエネ-1%---1%--0.5%
13J:COM関東---------
14じぶん電気
15北海道ガス---------
楽天でんき--0.5%------
HISのでんき---------
北海道電力-------
東北電力------
東京電力0.5%0.5%-0.5%0.5%----
中部電力0.5%--0.5%0.5%0.5%--0.25%
関西電力-0.64%0.64%0.64%0.64%0.64%-0.4%-
中国電力----0.5%----
九州電力---------

※ソフトバンクでんきはバリュープランで月300kWh未満の場合のみ。最大1000ポイントまで。

ポイントについてはこちらも参考に
電気代でポイントがもらえる! 電力自由化とポイントサービス

さらにインターネット光をまとめるトリプル割で、年間1万円以上割引になるケースもあります。

詳しくはこちら
トリプル割は3倍お得!知らないと損!

東京ガスのでんきについて詳しくはこちら
申込件数130万件突破! 東京ガスの電気とは

更に詳しく検討するならこちらの公式サイトで
⇒ 東京ガスの料金シミュレーションはコチラ!

昭和シェルのSSを利用するクルマ持ちなら、昭和シェル石油

昭和シェル石油が提供する「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」は、その名の通りガソリンが10円/L引きになるプラン。東京電力管内の昭和シェルのSSでの給油に限られますが、月に100Lまで、最大1,000円割引になるプランです。

【昭和シェル石油「ガソリンが10円/L安くなる電気(ドライバーズプラン)」】

使用電力量/月算定方法(税込) 
0-100kWh1,952.00円+280.80円×契約電流(A)÷10
または1,952.00円+280.80円×契約容量(kVA)
A
(定額)
101-200kWhA+2,470.40円B
201-300kWhB+26.00円×(200kWhを超過し300kWhまでの使用電力量)C
301kWh以上C+30.02円×(300kWhを超過した使用電力量)D

ドライバーズプランでは、使用電力量100kWhまでと200kWhまでが定額となっています。
そのため、平均して使用量が200kWh未満の場合は割高に。200kWh以上であれば東電の従量電灯Bと同額です。

実際に、契約電流30A、使用量200kWhで比較すると、昭和シェル石油も東電も同額の5,264.80円に。
ただし、ガソリン代が10円/L引きになるので、結果的には昭和シェル石油の方がお得になります。

また、単身世帯ではあまりないと思いますが、使用量が600kWhを超えると電気代自体も割引になる特典も。1kWhにつき1円割引になります。

詳しくはこちら
昭和シェルの選べる電気は確実にお得!

セット割に注目すれば選択肢が広がる単身世帯

ここまで見てきたように、単純に電気代だけを安くしようとすると極端に選択肢が少なくなる単身世帯。

しかし、セット割に注目すると選択肢も多くなる、ということに気づいていただけたのではないでしょうか。

単身世帯はもともと、光熱費にはあまりお金がかからないことがほとんど。

だからこそ、電気代だけを安くするのではなく、生活費を抑えるという視点で電力会社を選ぶことが重要。

「単身世帯だから関係ない」と思うのではなく、積極的に新電力を利用することが賢い節約への近道ですよ。

新電力の選び方はこちらを参考に

新電力会社シェアトップ15社の電気料金を比較しています。