タイムチケット

「わたしの30分、売りはじめます」

こんなキャッチコピーで自分の時間を商品にできる「タイムチケット」を知っていますか?

「次の週末、予定がなくて暇だな…」

「自分の特技を何かに生かせないかな?」

そんなあなたは早速、タイムチケットで「わたしの30分」を商品にしてみませんか?

タイムチケットのサービス内容

テレビやラジオ、新聞など数々のメディアで紹介され、今や会員数も6万人を突破している「タイムチケット」

2014年7月から始まったタイムチケットは、

  • 個人(一般消費者)間で
  • 30分単位で時間の売り買いができる
  • PC/スマートフォン向けインターネットサービス

です。

自分の趣味や特技を生かせる

「時間の売り買い」というのは自分の趣味や特技を生かして、見知らぬ誰かの「困った」や「こんなサービスがあったらいいな」を解決するというイメージ。

たとえば、あなたに「パソコンで動画を作成・編集する」という特技があったとします。

この特技を生かして「30分 1,500円で動画の作成・編集を教えます!」といった感じでチケットを発行すると、「動画作成を学びたいけれど、周りには詳しい人がいなくて困っている」Aさんがチケットを買ってくれるというわけです。

あなたにとっては「趣味や特技を生かして誰かの役に立ちながら、ちょっとした収入が得られる」というメリットが。

Aさんにとっても「困っていることを良心的な価格で解決できる」といった感じで、双方にメリットがある嬉しいサービスなんですね。

売られているチケットは多種多様

タイムチケットのサイトで「人気チケット」を検索すると、次のようなチケットが上位に並んでいます。

  • 「素敵なプロフィール写真を撮ります」といった写真撮影関係
  • 「なんでも翻訳します」といった語学系
  • 「起業の相談に乗ります」といったビジネス系
  • 「面倒な業務を自動化します」といったプログラミング系

…これだけ見ると専門的でハードルが高い! と感じてしまうかも。

でも細かく見ていくと、本当に多種多様なチケットが売られているんですよ。

  • 「なんでも話し相手になります!」「恋愛相談に乗ります」といった相談やフリートーク系
  • 「会員制のレストランに招待します」といったグルメ系
  • 「犬の散歩を代行します」「お弁当作ります」といったおてつだい系
  • 「海外旅行の相談に乗ります」といった旅行系

こんな感じで、思わず「え?そんなこともチケットになっているの?」と言ってしまうようなものも多いんです。

危険性はない?

インターネットを通じて個人間で取引を行うタイムチケット。

トラブルや危ない目に遭うんじゃないかと心配になる人も多いかもしれません。

誰もが安心してタイムチケットを利用できるように、運営会社では次のような対策を講じています。

発行できないチケットを設定

次のようなチケットを発行した場合は運営側で削除し、発行したユーザーを利用停止にしています。

  • 金融商品販売に関するチケット
  • 宗教に関するチケット
  • デート商法が想起されるものや、性に関する相談などを扱うチケット
  • 公序良俗に反するチケット 等

ホスト(販売者)とゲスト(購入者)のやりとりについて

双方のやり取りは1対1のダイレクトメッセージで行うしくみ。

どちらかから迷惑な行為をされた場合、運営に通報すれば内容に応じて利用停止や退会処分といった手段が取られます。

仮支払いを済ませた後にこうした迷惑行為があったとしても、支払った分はキャンセルされ返金されるので安心です。

ホストに会えなかった場合は返金される

ホストに会えなかった場合は、申込日時から24時間以内に「購入したチケット一覧」から該当チケット画面へ行き、運営に報告を。

事実確認後にキャンセルされ、チケット代金は返金されます。

ホスト・ゲスト双方のことをしっかり確認できる

チケットの画面に行くと、そのホストに対する過去のレビューを見ることができます。

  • ホストの名前や自己紹介、facebookページ
  • これまでに購入されたチケットの枚数
  • メッセージの既読率や返答時間
  • ポジティブな評価とレビュー

実は過去のレビューが見られるのはゲストの場合も同じ。

ホストになった場合は、チケット購入を希望しているゲストについての過去レビューをチェックして、承認・非承認ができるようになっています。

利用方法は?

チケットを作成する場合

① チケットを発行

シェアする時間、ゲストが支払う1時間当たりの最低価格、寄付する割合、チケットのタイトルなどを入力し「発行」ボタンを押すだけで、チケットが発行されます。

チケットは複数枚発行でき、削除するまでずっと有効。

募集時間を追加するとゲストが申し込みやすくなるのでオススメです。

facebookやTwitterでシェアするとチケットも広まるので、あなたに興味があるゲストも見つけやすくなるかもしれません。

② 購入申し込みがあれば承認する

購入申し込みがあったら、まずはゲスト情報をチェックしましょう。

ゲスト情報はfacebookなどでもチェックできます。

どんな人なのかよく確認し、受けてもいいと思ったら承認を。承認した時点で購入が確定します。

購入確定後にダイレクトメッセージなどで場所の確認などを行ってください。

③ ゲストと会う

申込み日時になったらゲストと会い、約束した時間を過ごしてください。

一緒に時間を過ごした後はお互いにレビューを登録して終了です。

なお、交通費などチケット代以外の代金をゲストに要求するのは禁止されています。

④ 売上反映

申込み日時の24時間後に、ゲストが支払ったチケット代金からサービス利用料(30%)と寄付金額(自分で設定)を引いた金額が売上として反映されます。

1,000円以上の売上があれば指定口座に出金することが可能です。

チケットを購入する場合

① チケットを探す

チケットはエリアやカテゴリーから探すことができます。

気になるチケットがあれば「いいね」をすると、募集時間が登録されたときにメールで通知されるようになります。

② チケット購入を申込む

希望日時やメッセージを入力し、チケットの購入申込をしましょう。

この時点で仮支払いとなります。

支払い方法:クレジットカード(VISA/MasterCard)、ポイント、プリペイドカード(VISA/MasterCard)

申込みが承認されるとチケット購入が確定です。

③ ホストと会う

申込み日時になったらホストと会い、約束した時間を過ごしてください。

一緒に時間を過ごした後はお互いにレビューを登録して終了です。

時間のやり取りは増加している

2017年1月時点で4万人程度だったタイムチケットの会員数も、半年後の2017年6月には6万人を突破。

それだけ個人間での「時間のやり取り」は増加しているということなんです。

いきなりチケットを発行することに不安を感じるなら、まずはチケットを購入してみるのも手。

ゲストとして利用することで雰囲気もつかめます。

そこから「自分のできること」を書き出してチケットにしてみると、「これいいな」と思う人が現れるかもしれません。

百聞は一見に如かずの言葉通り、まずはタイムチケットのサイトを覗いてみるといいですよ。

公式サイト: 【タイムチケット】