社会人になると、仕事ぶりや振る舞いだけでなく、持ち物にも気を遣いたいもの。
だからこそ、どんな場面でも「見られて恥ずかしくない」ものを揃えておくのが大切です。
今回は、社会人として恥ずかしくないクレジットカードについて、選び方のポイントやおすすめカードをまとめました。
目次
どうでも良いことだけど、そんなことで損をするのももったいない
「誰がどんなクレジットカードを使っているか」
これって正直な話、言ってしまえば「どうでも良いこと」ですよね。
友達がどんなクレジットカードを持っているかなんて、気にしたことがある人はごく少数ではないかと思います。
しかし、どうでも良いことだからこそ、そんなところで損をするのはもったいないと思いませんか?
特に社会人になると、意外なところを見られていたりするもの。
身だしなみに気を遣うように、ちょっとした持ち物(今回はクレジットカード)にも気を遣うことが「余計なところで損をしない」ことに繋がるのです。
どちらかといえば避けた方が無難なカード
では、クレジットカードに関してはどういった点に注意して選べば良いのでしょうか。
それ自体は良いものであっても、社会人が持つカードとしては避けた方が良いカードとして、次の4種類が挙げられます。
1.消費者金融系のクレジットカード
どうしても「サラ金」のイメージが強い消費者金融。
あまり良いイメージではないため、分かる人が見るとあなた自身の印象も悪くなってしまう可能性がゼロではありません。
消費者金融系のクレジットカードは比較的作りやすいと言われていたりしますが、できれば避けたいカードの一種です。
2.アニメや派手なデザイン系のクレジットカード
最近はクレジットカードでも、様々なデザインのカードが発行されています。
アニメのキャラクターやカラフルなデザインのカードもたくさんあるので、好きな人には魅力的に映るもの。
しかし、ビジネスのシーンで使うとなると話は別。
ビシッとスーツで決めているのに、差し出したカードはアニメのキャラクターが描かれたものだと、どう考えてもバランスが悪いですよね。
プライベートで利用する分には構いませんが、ビジネスシーンで使う場合には避けておきたいタイプです。
3.スーパーなど流通系のクレジットカード
年会費無料で高還元率のカードが多い流通系のクレジットカード。
お得さでいえばオススメのカードですが、人によっては「大局が見られない人」つまり、目の前のことにとらわれて全体をよく見て判断できない人なのでは?と思われる可能性があります。
こうした印象を持たれてしまうと、ビジネスシーンでは痛手になる可能性も。
本職以外の部分でマイナスの印象を持たれないためにも、できることなら避けたいカードです。
4.社外にはゴールドカードも微妙
意外かもしれませんが、実はゴールドカードも避けておきたいカード。
ゴールドカードの中には20歳以上であれば申し込めるものもありますが、あまりに若いうちからゴールドカードを持っていると取引先など社外からの印象が微妙になることもあります。
カードの種類や使い方によっては「見栄っ張り」や「自慢したいの?」といった印象を持たれることもあるので、注意が必要です。

プライベートなら気にする必要もないけれど、やはりビジネスシーンとなると慎重に選んでおいた方が無難だね

仕事をするうえでは『信頼できる人かどうか』も重要になってくる。カードの選び方は本当にちょっとしたことだけど、そこで損をしないためにも選び方が大切になるんだ
選ぶべきクレジットカードの特徴2つ
では、実際にどんなカードを選べば良いのでしょうか。
数あるクレジットカードの中でも、次のような特徴を持つカードがオススメです。
デザインがシンプルなカード
まずはカードの見た目から。
カードのデザインとしては、できるだけシンプルなものがオススメです。
シンプルなデザインのカードなら、どんな場面で出しても恥ずかしくありません。

具体的には、銀行系やプロパー系と呼ばれるカードがオススメ。こうしたカードはデザインがシンプルだし、カード会社としての信頼や安心感もあるからね

デザインはもちろん、信頼感があるという点からもビジネスシーンで安心して使えるカードって感じだね
利用実績を積んで育てていくカード
もうひとつおすすめなのが、カードの利用実績を積んで育てていくタイプのカード。
利用実績を積む、つまり、カード会社から信頼されることで「ワンランク上のカードを申込みませんか?」といったインビテーション(招待)が届くタイプのものです。
社会人としての実績を積んで昇級するのと同じように、カードの実績も積んでワンランク上のカードが持てるようになるわけです。

社会人として自分が成長していくのに合わせて、カードも成長していくって感じかな

そう。だから背伸びしている感じがないのが良い所。こうしたインビテーションがあるカードも銀行系やプロパー系に多いから、デザインに関しても心配不要だよ
おすすめのクレジットカード4枚
ここまで「避けるべきカード」と「持つべきカード」の特徴をチェックしましたが、最後に、具体的にオススメのカード4枚をご紹介。
どのカードもシンプルなデザインで、ビジネスシーンで利用しても恥ずかしくないカードです。
年会費無料にこだわる人にオススメの2枚
「できることなら、年会費無料のカードを持ちたい」
そう考える人は多いと思います。
しかし、年会費無料のカードは「避けるべきカード」の特徴に該当するものが多いのも事実。
それでも年会費無料にこだわるなら、見た目でもばれない次の2枚がオススメです。
JCB CARD W
39歳以下限定で申込めるJCB CARD W。
プロパー系のカードであるJCBオリジナルシリーズのうちの1枚という位置付けで、カードデザインも非常にシンプル。
ビジネスシーンで使っても違和感はありません。
ポイントが常に2倍貯まるので、ポイントをどんどん貯めたい人にオススメのカードです。
JCB CARD Wについて詳しくはこちら
⇒JCB CARD Wを申し込む前に! 注意点と評判をチェック!

このカードには女性向けの『Plus L』もあるんだ。
女性向けのカードはデザインが派手なものも多いけれど、JCB CARD Wはシンプルなデザイン。
女性なら『Plus L』を選んでも良いと思うよ
三井住友VISAカードエブリプラス
こちらは銀行系である三井住友VISAカードが発行しているクレジットカード。
年会費無料でポイントが常に3倍貯まるお得なカードです。
しかし、デザインは三井住友VISAカードと同じパルテノン神殿なので、ビジネスシーンでも安心して使えます。
注意点としては、支払い方法がリボ払いしか選べない点。
リボ払いは手数料が高いので、毎月の支払い額を調整して手数料を抑えることが上手に利用するポイントです。

支払い額は自分で調整できるから、カードの上限いっぱいに設定するなどして翌月1回払いと同じように使うのがオススメだよ

翌月1回払いなら手数料はかからないの?

初回の支払いのみ、手数料は不要だよ。だから、カード利用分は出来るだけ翌月に払ってしまおう
育てるのにオススメの王道プロパーカード2枚
利用実績を積んで育てていくタイプのカードなら、王道のプロパーカードがオススメ。
着実に実績を積むことで、インビテーションを受取った人しか持てないカードも持てる可能性があります。
JCBオリジナルシリーズ
日本発の国際ブランドである、JCBが発行するクレジットカードです。
まずは一般カードからスタートし、ある程度の実績を積んだらゴールドカードへ切り替えるのがオススメ。
ゴールドカードで実績を積むと、ワンランク上のJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションが届く可能性もあります。

JCB CARD Wと一般カードでは、サービス内容も違うのかな?

一般カードは年会費が有料で、国内旅行保険が付いているよ。年会費は条件付で無料にすることもできるんだ。ポイントに関してはJCB CARD Wより貯まりにくいけれど、その他のサービス面では一般カードが一歩リードといった感じだね

年会費とポイントにこだわるならJCB CARD W、ランクアップを目指すなら一般カードを選ぶと良いってことだね
JCBオリジナルシリーズについて詳しくはこちら
⇒JCBカードに申し込む前に! 注意点と評判をチェック!
三井住友VISAカード
VISAのクレジットカードが欲しい場合は、三井住友VISAカードがオススメ。
こちらもクラシックカードまたはクラシックカードAからスタートして実績を積み、30歳を過ぎたらゴールドカードへ切り替えると良いでしょう。
VISAならJCBと比べて海外で利用できるところが多いため、旅行や出張で海外に行く機会が多い人は三井住友VISAカードを選んでおくと安心です。

このカードなら支払方法もいろいろ選べるのかな?

エブリプラスはリボ払い専用だったけれど、こちらはボーナス一括払いなども選べる。
年会費も通常は有料だけど、条件付きで無料にもできるんだ。
JCBの場合と同じで、エブリプラスよりはポイントが貯まりにくいけれど、その他のサービス面では三井住友VISAカードの方が充実しているよ

JCBと同じで、年会費とポイント重視ならエブリプラス、ランクアップを目指すならクラシックカードなどを選ぶと良いんだね
三井住友VISAカードについて詳しくはこちら
⇒三井住友VISAカードを申し込む前に! 注意点と評判をチェック!
社会人にとっても、持っているのが当たり前となったクレジットカード。
好きなカードを選びたくなる気持ちも分かりますが、社会人らしい1枚を持っておくとビジネスシーンでも安心です。
どんな時でも気兼ねなく利用できるように、おすすめカードの中から自分に合うものを作っておくと良いですよ。