通話用にガラケー、データ通信用に格安スマホ。

通信費節約のために、2台持ちという人も増えています。

「2台持ちも悪くない。でもこれを1台にできたらもっと良いんだけどな…」

そんなあなたの希望を叶えてくれる、1台2役の端末がデュアルSIMといわれるものです。

デュアルSIMスマホってどんなもの?

デュアルSIMスマホとはその名の通り、2枚のSIMカードを同時に挿入できるスマートフォンのこと。

一言でデュアルSIMスマホと言っても、詳しく見ると3つの種類に分けられます。

  • DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
  • DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
  • DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

ここを理解しておかないと、せっかくデュアルSIMスマホを持っても「意外と面倒!」なんてことになるかも…!?

1.デュアルSIMシングルスタンバイ(DSSS)

これは2枚のSIMカードを挿入できるものの、利用する際には端末側でSIMの切替えが必要な端末。

例えば、音声通話付SIMとデータ専用SIMを挿入していた場合。

データ専用SIMをアクティブにしていると、着信や通話といった音声通話SIMの機能は使えなくなります。

DSSSのメリットは、いちいちSIMカードを入れ替える手間が省ける程度のもの。

DSSSが役立つ人を挙げるとすれば、海外に頻繁に行くような人。

・スロット1には日本国内で利用するSIMカード
・スロット2には海外の現地で利用するSIMカード

こうした使い方などが考えられます。

具体的なDSSS端末としては、
ファーウェイ: P8 lite
ASUS: ZenFone max
などが挙げられます。

2.デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)

2枚のSIMカードを挿入し、どちらのSIMカードでも待受けができるものを指します。

DSSSと違い、いちいち切り替える必要がないので楽。

例えば、データ専用SIMと音声通話SIMを同時に挿入している場合。

DSSSではデータ専用SIMを使っていると、電話を着信することができませんでした。

DSDSならデータ専用SIMでデータ通信をしているときでも、電話を着信することが可能。

ただ「同時通信」はできません。

なので、通話中にLINEやメールなどを受信することは不可。

通話が終わって待受け状態になった時に、まとめて受信するようなかたちになります。

DSDS端末の注意点

2016年あたりから発売されることが多くなったDSDS端末。

購入にあたっての注意点があります。

・DSDSだが、日本国内においては実質的にデュアルSIMといえない端末がある

これは2つのスロットのうち、片方が日本で使われていない電波である2Gのみに対応している場合が該当します。

2Gが日本で利用できない以上、国内で有効なスロットは1つだけ。

これだとデュアルSIMである意味がほとんどありません。

こうした端末には、ZTEの「Blade V6」などがあります。

また、片方に3G/4G対応のSIMを挿すと、もう片方は2Gしか利用できなくなるようなものもあります。

こうした端末を選んでしまうとDSDSの恩恵は受けられません。

選ぶ際はスペックをよく確認するようにしましょう。

3.デュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)

2枚のSIMカードを挿入し、そのどちらも同時に通信できるのがこのタイプ。

通話中でもLINEやメールを受信したり、調べ物をしたりすることができます。

究極のデュアルSIM端末と言ってもいいですが、残念ながら、まだ端末自体は発売されていません。

使うならDSDSがオススメ

3種類のデュアルSIMスマホを見ましたが、オススメなのはやはりDSDSの端末。

それも、3G/4Gの同時待受けができるタイプのものになります。

こうした端末を使えば、「通話用にガラケー、データ通信用にスマホ」の2台持ちを解消することも可能。

通信費は節約したままで、荷物を減らすことができるんです。

ただ、中にはSIMカード用のスロットをmicroSDカードのスロットと兼用している端末も。

そうした端末では、microSDを利用するとSIMカードは1枚しか挿せないため、注意が必要です。

DSDSで2台持ちを解消する裏ワザとは

その方法とは、片方にガラケー用のSIMカードを、もう片方に格安SIMなどのデータ専用SIMを挿して使うこと。

この方法ならデュアルSIMスマホ1台で、ガラケーとスマホの両方の機能が使えます。

同時待受けできるので、「うっかりSIMを切り替え忘れて受信できなかった! 」なんて心配もありません。

ガラケーSIMはどうやって入手する?

ガラケー用のSIMカードは大手キャリアから入手します。

ドコモ、au、ソフトバンクともにSIMカードのみを購入することは可能。

ただし、auのSIMカードは利用している電波の関係で、デュアルSIMスマホで使えないことがあります。

ドコモやソフトバンクであれば基本的にはOKですが、エリアや繋がりやすさを考えるとドコモに軍配が上がるでしょう。

ドコモでSIMカードのみを購入する方法は、次の2つ。

① ドコモショップで申込む

この場合はガラケーSIMを利用する端末(ガラケーに限る)を店舗に持ち込む必要があります。

以前使っていたガラケーなど端末が既に手元にある人や、時間に余裕がある場合はショップに行くのも良いでしょう。

② ドコモオンラインショップでガラケーを購入する

オンラインショップを利用すれば、店舗に行く時間などがかかりません。

ガラケー端末と一緒にガラケーSIMも入手できます。

現在は「ひとりでも割50」などの割引サービスに加入すれば、600円程度で購入できる端末もあります。

なお、spモード加入で端末を実質0円にする割引もありますが、今回のガラケーSIMはあくまでも「通話専用」のもの。

spモードをつけると高額なパケットパックの利用も必要になります。

600円を削るために2年間も高額な料金を支払うのは本末転倒。

購入時には注意してくださいね。

DSDSにはどんな端末がある?

最近発売されたデュアルSIMスマホには、3G/4Gの同時待受けができるDSDSの端末が増えてきました。

主なDSDS端末には、次のようなものがあります。

  • BLADE V7 MAX
  • ZenFone 3
  • Moto Z/Moto Z play
  • Mate 9
  • Moto G4 plus

このうち、Moto G4 plus以外の端末は、SIM用のスロットとmicroSD用のスロットを共有しています。

microSDカードを使いつつ、2枚のSIMカードも使いたい場合は、Moto G4 plus一択というのが現状です。

端末はどこで購入できる?

端末自体はAmazonや楽天市場などでも販売されているため、こうしたところから購入するのも方法のひとつ。
もうひとつは、MVNOのセット販売を利用する方法。

楽天モバイルNifmoでは端末とのセット販売で、料金が割引になるようなキャンペーンを常に実施しています。

こうしたキャンペーンやキャッシュバックを上手く利用することで、格安スマホ端末をお得に買うことができます。