自動車保険の保険料は、クルマの維持費で大きな割合を占めています。

「クルマの保険はディーラーで紹介されたところをそのまま使っている。」
「自動車保険(任意保険)の保険料を比較したことがない。」
そんな人の中には、毎年5万円も損をしている人も!

ディーラーで紹介される保険の特徴とは?

ディーラーでクルマを買ったとき「任意保険はどうしますか?」と聞かれます。

「営業担当者が勧めるから安心」
「手続きも全部まとめてやってくれて楽だから」
こんな理由で、そのまま保険も一緒に申込む人は多いことでしょう。

ここで少し思い出してみてください。

ディーラーで紹介された保険には「保険会社の選択肢」はありましたか?

おそらく保険会社は1社のみで、補償内容が異なるいくつかのプランを提案されただけではありませんか?

私も過去にクルマを購入した際には営業担当者から保険の提案を受けたことがあります。

このときも保険会社は1社のみで、補償内容が異なる内容のプランを何種類か提案されました。

しかも「開始日の関係もあるので、なるべく早めに決めた方がいいですよ」なんて言われたりして、比較するのも面倒でそのまま契約するというパターンがほとんど。

こんな風にある特定の保険会社1社だけを紹介するのは、そのディーラーが保険会社の代理店となっているからなんです。

ディーラーが代理店になって紹介してくれる自動車保険には、メリットもあればデメリットもあります。

ディーラー自動車保険のメリット
  • 保険の手続きなどを任せられる
  • 営業担当者が親身に対応してくれる
ディーラー自動車保険のデメリット
  • とにかく保険料が高い
  • すべての営業担当者が親身に対応してくれるとは限らない

「自分で手続きしなくていいから楽だけど、保険料がとにかく高額」
これがディーラーで紹介される保険の特徴なんです。

保険料ってそんなに変わるもの?

「ディーラーで紹介される保険が高い」と言っても、そんなに変わらないんじゃない?なんて思っていませんか。

実は自動車保険には大きく分けて、

  • 「代理店型」
  • 「通販型(ダイレクト型)」

の2種類があります。

代理店型の特徴
  • 保険の手続きなどは代理店が行ってくれる(事故の際なども代理店に連絡すればOK)
  • 手数料が発生する分、保険料が高額
通販型(ダイレクト型)の特徴
  • 申込みや事故の際の連絡など、全て自分で行う必要がある
  • 保険料が安い(保険料が10,000円ほど割引になることもある)

代理店型と通販型では、保険料が3〜4割程度違うこともあります。

そのため例えば代理店型で年間の保険料が7万円だとしたら、ダイレクト型にすると5万円以下になることも。

年間2万円近く節約できるというわけです。

保険会社を自分で比較するのは面倒…

数ある保険会社を1つ1つ自分で比較するのは面倒…というより、無理な話。

そんなとき役に立つのが、無料の「自動車保険一括見積りサイト」。

  • 入力作業は5分程度(車検証や現在加入している保険証券があると便利)
  • 複数の保険会社から同時に見積りが取れる

とても簡単なステップで、保険会社を比較することができます。

提携先の保険会社って信頼できるの?

一括査定サイトで比較できるのは、各サイトが提携している保険会社のみ。

その提携先保険会社が信頼できるのかどうか、気になるところですよね。

一般的な査定サイトには、トップページなどに「提携先保険会社一覧」というように比較できる保険会社が提示してあります。

サイトを利用するときの参考にするといいでしょう。

また、提携している保険会社の数が多いサイトを使うのもポイント。

提携数が多いと「自力では見つけられなかったお得な保険会社やプラン」も発見できるかもしれません。

余計な営業をされたりしない?

こうした比較サイトを利用するためには、住所やメールアドレスなどの個人情報を入力しなければなりません。

「比較サイトを使ったら、営業の電話やメール、郵便物が届くようになった」なんて話を耳にしたことがある人もいるかも。

実は私自身も自動車保険ではありませんが、別の比較サイトを利用した後、しばらくこうした営業が続いたことがあります…。

企業側も必死なのは分かりますが、あまりにも続くと「サイトを使わなきゃよかった…」と後悔することに。

比較サイトを利用する時は…

  • プライバシーマークを明示しているか。
  • 安易に多くのサイトを利用しない(複数サイトで比較することは大事ですが、やみくもに利用しない)

を確認して下さい。

提携先が多いオススメの比較サイト

「保険の窓口 インズウェブ」
インズウェブイメージ

これまでに900万人が利用した自動車保険一括見積りサイトです。

提携している保険会社は20社と業界最多。

通販型の保険会社とは全て提携し、代理店型の保険もあります。

【主な提携先保険会社】
アクサダイレクト、三井ダイレクト損保、チューリッヒ、イーデザイン損保、損保ジャパン日本興亜、東京海上日動、三井住友海上 など

保険料の節約額は、平均30,035円(対象:インズウェブを初めて利用した人、2016年アンケート結果より)

5万円以上安くなった人も2割近くいます。

現在の保険の満期日まで期間がある場合は、満期日が近づくとメールでお知らせしてくれる機能も。

「なんとなく自動車保険を更新」してしまうのを防ぐこともできます。

公式サイトはこちら
自動車保険一括見積もり

自動車保険の乗り換えは満期日に注意!

自動車保険の切替えは「思い立ったらいつでもいい」わけではありません。

  • 保険料年払いの場合、保険料の解約返戻金は月払い分よりも少なくなることが多い
  • 等級の進みが遅くなる

私たち契約者にとってはデメリットが多い満期前の保険切替え。

「ディーラーで契約した保険が高いのなら、すぐにでも保険を替えて節約したい!」

そう思うかもしれませんが、この点にだけは注意してくださいね。