クレジットカードを使わずに全て現金で支払っていると、年間2万4800円の損、10年で24万8000円の損になるかもしれません。
目次
2万4800円の差は還元率1%の違い
クレジットカードを使わないと年間2万4800円、10年で24万8000円の損。
これは生活費を全て現金で支払った場合と、還元率1%のクレジットカードで支払った場合の差額です。
2人以上の家庭で毎月使う生活費28万2188円。
(総務省統計局の家計調査2016年による)
このうちクレジットカードで支払える20万6729円をクレジットカード払いにすると、毎月2067円分のポイントが還元。
1年間24,807円
10年間で24万8,070円
30年間で74万4,210円
50年間で124万3,500円
クレジットカード払いと現金払いの違いだけで、これだけの差ができるのです!!
年会費無料で還元率1%のクレジットカード
還元率1%だと年会費が高いんじゃないの?と思うかもしれませんが、実は年会費無料で還元率1%のクレジトカードはたくさんあります。
年会費無料で還元率1%のクレジットカードの定番はこちら。
まだ還元率1%のクレジットカードを持っていないなら、年会費無料なのでとりあえず作ってみることをおすすめします。
毎月ザクザク貯まるポイントを見ると、今まで現金払いで損していた事が悔やまれるでしょう。
キャンペーンやボーナスポイントでさらにお得
還元率1%というのは、どこで利用しても最低1%の還元率だということです。
ほぼ全てのクレジットカード会社でポイントアップモールというシステムがあり、ほとんどのネットショッピングがポイント2倍〜8倍になります。
またクレジットカードを申し込んで数回使うだけでポイントが数千円分もらえるキャンペーンもあります。
「お金を払う」ことは同じですが、現金とクレジットカードでは大きな違いがあるんです。
何気なく払っていると、気づかない内に損をしていることも。
改めてクレジットカードと現金払いのメリット・デメリット、違いをみていきましょう。
「現金払い」のメリットとデメリット
現金メリット1.使いすぎることがない
現金払いの場合、手元(財布の中)にある金額以上の買い物をすることはできません。
欲しいものがあったとしても、手元にある分しか買うことができないため、使いすぎる心配がありません。
現金メリット2.お金の出入りが目に見える
現金で支払うと、使った分だけ減るのが一目で分かります。
お金の出入りが目に見えるので、使いすぎてしまった場合は「出費を抑えなければ」という意識が働きますね。
では次に、現金払いのデメリットについてみてみましょう。
現金デメリット1.ATMに行く手間と手数料
財布の中のお金がなくなってしまうと買い物ができなくなるので、ATMでお金をおろさなければいけません。
営業時間内に行ければいいですが、時間外や休日にしか行けない場合、手数料を取られてしまうことも。
コンビニでもお金をおろすことができますが、なくなるたびに・・・というのは、ちょっとした手間ですよね。
現金デメリット2.ネットショッピングで不便
ネットショッピングの際に現金で支払う方法として、銀行振込やコンビニ決済、代引きがあります。
銀行振込やコンビニ決済の場合、わざわざ店舗まで出向く必要があります。
ネットバンキングを利用していれば銀行まで出向く必要はありませんが、振込手数料は購入者が負担することが多いです。
代引きの場合も事前に現金を用意して、在宅の必要があります。
いずれの場合も手数料を取られてしまう場合が多いです。
現金デメリット3.レジでの支払いに時間がかかる
たいした時間ではないかもしれませんが、現金払いの場合は支払いに時間がかかることも。
お金を探したり財布から出すのに手間取ったりする経験は、誰にでもあると思います。
お釣りをもらって財布に戻すときにも小銭を落としてしまったりと、案外時間がかかっていたりします。
クレジットカードは便利でポイントも貯まるが、使いすぎの可能性も
カードメリット1.ポイントやマイルが貯まる
カードの利用額に応じてポイントやマイルが貯まります。
還元率はカードによって違いますが、年会費無料でも1%は普通。
年会費有料ならさらにお得なカードも。
通常よりお得にポイントがもらえるような期間限定キャンペーンも豊富です。
貯まったポイントで欲しい商品やサービスを利用したり、現金のように支払いの一部にすることも。
お金を支払うだけでなく、自分に還ってくるサービスがあるのは、カード払いならではです。
カードメリット2.海外旅行保険などがついている
クレジットカードの中には、海外旅行の際の保険がついているものもあります。
年会費が無料ながら補償内容が充実したカードも。
カード1枚だと補償が心配という場合でも、年会費無料のカードを複数持ちすることで、補償を充実させることもできます。
詳しくはこちらも参考に
⇒海外旅行保険で最強の「年会費無料クレジットカード」とその注意点
カードメリット3.支払日をまとめることができる
公共料金や携帯代など、口座振替だと引き落とし日がバラバラなんてことが多いですよね。
これらをカード払いにすることで、引き落とし日をまとめることが可能。お金の管理もしやすくなります。
またカードによっては公共料金を支払うとポイントアップなんてことも。
どうせ支払う料金であれば、効率よく支払いたいですね。
カードメリット4.多額の現金を持ち歩かなくて済む
いくら治安の良い日本といえども、多額の現金を持ち歩くのは心配ですよね。
カードがあれば支払いができるので、現金を持ち歩く必要がありません。
財布の中もスッキリさせることができます。
では逆に、カードのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
カードデメリット1.使いすぎにより返済不能に陥る場合がある
現金と違って、お金を使っても目に見えて減るわけではありません。
そのためお金を使っている感覚が持ちにくいという欠点が。
更に限度額までなら買い物ができてしまうため、いつの間にか使いすぎているなんてことも。
収入に見合わない高額なものまで買えてしまうため、しっかり管理ができないと支払額がどんどん増え、返済不能に陥る場合があります。
カードの使いすぎ対策としては
- 利用限度額を引き下げる
- メールで使用した都度に通知を受け取る設定にする
- WAONやnanacoにクレジットカードでチャージして使う
- ボーナス払いや分割払いを使わない
- カード専用口座をつくる
- デビットカードを使う
など工夫をすれば、使いすぎを防ぐことができます。
カードデメリット2.盗難や紛失、不正利用の可能性がある
仮に現金を落としてしまった場合、被害額は落とした分だけで済みます。
しかしカードの場合、限度額までは利用できるので、被害額も多くなる可能性が。
ただしカードには盗難保険がついている場合がほとんど。
そのため不正利用された分を支払う必要はなく、カード会社への届出といった手続きが煩雑になる程度。
盗難補償を有効にするためには、カード裏のサインをしておく必要があります。
カードが届いたら、かならず裏面に油性のマジックかボールペンでサインをしておきましょう。
違いを分かったうえでオススメなのは、クレジットカード
このように、現金とカードでは様々な違いがあります。
確かに現金は目に見えて減るので管理もしやすいのですが、自分で貯めなければ増えることがありません。
カードの場合は目に見えない分しっかり管理する必要がありますが、ポイントサービスなど自分が意識しなくてもポイントを貯めることが可能。
ポイントは現金のように利用することができるので、お金を増やすことと同じと言えます。
盗難や紛失の場合も、現金は見つからなければ戻ってきませんが、カードの場合は不正利用されても戻ってくる(負担の必要なし)ので、現金より被害は少ないと言えるかもしれません。
カードも千差万別。ライフスタイルに合うものを
もちろん、カードの場合も何でもいいというわけではありません。
年会費の有無やポイントの還元率など、事前に調べておいた方が良い部分が多いです。
現在、日本で発行されているクレジットカードは1,000種類以上と言われています。
その全てを調べるのは無理な話ですが、発行枚数が多い定番クレジットカードはある程度決まっています。
当サイトでは、メインカードは還元率1%以上の年会費無料カードにすることをおすすめしています。
年会費無料で還元率1%のクレジットカードの定番はこちら。
まだメインで利用する還元率1%のクレジットカードを持っていないなら、年会費無料なのでとりあえず作ってみることをおすすめします。