電気代のイメージ
節約でよく聞くテクニックに待機電力の節約があります。

外出する前にテレビのコンセントを抜く、ビデオのコンセントを抜く、エアコンなどもコンセントを抜く人がいるそうです。大変ですよね。

こういった努力をしている人には、実際の節電効果がいくらぐらいなのか知らない人も意外と多いですね。

テレビの待機電力は1日0.7円くらいです。HDレコーダーもほぼ同じです。これら機器を出かけるたびにコンセントの抜き差しをするのは大変ですね。大変な努力の割には思ったほど効果がないと思いませんか。

また、エアコンの中にはコンセントを挿してから直後に稼働させると壊れてしまうタイプのものもあります。節約するつもりが、大変な損失につながってしまいますね。

実は同じ節電でも、もっと効果的な節電方法があります。

超節電その1、契約電力容量を下げる!【-300円/月】

契約電力容量ってご存じですか?

契約電力容量は、一般家庭だと40〜70Aくらいだと思います。光熱費のガスと電力の比率にもよりますが、普通の家だと40Aくらいまでは落とすことが可能です。ちなみに我が家は30Aにしています。

この契約電力容量を10A下げると、約300円くらい月の電力基本料が下がります。1年で約3600円です。契約電力量を変更するのは無料です。

目安として、家のメインブレーカーが落ちたことが無い家は、10A下げることを検討できます。一応、目安として主な家電のピーク容量を計算しましょう。

家電 目安消費電力(A)
エアコン(始動直後) 12.0
ドライヤー 10.0
トースター 10.0
電子レンジ 10.0
IHヒーター 10.0
掃除機 8.0
炊飯器 7.0
洗濯機 5.0

だいたいの目安ですが、このような瞬間に大きな容量を使う家電製品を同時につかう電力ピークを確認してください。

合計アンペア数が、今の契約容量より10A以上少なければ、契約電力容量を引き下げることをおすすめします。

超節電その2、LED電球を使う【-200円/月】

電気イメージ
これは分かっていても、なかなか面倒くさくて、、、という人が多いですね。

例えば54Wの白熱球をLEDに換えると消費電力は8Wになります。単純に計算すると、1ヶ月で約200円の節約効果です。

LEDは電球自体が高いです。しかし通常50倍以上は長持ちするので、節電効果も含めると間違いなくお得です。

LEDも年々進化しています。色味も白熱球と同じになっていますし、閉塞した場所に使用できる機種もあります。一度交換してしまえば大変大きな節約効果がありますのでオススメです。

超節電その3、冷蔵庫の上に物を置かず設定温度を中にする【-300円/月】

これは意外と知らない人が多いのですが、冷蔵庫は中の熱を外に出すことで温度を下げています。特に冷蔵庫の上は温度を外に放出する大切な場所です。ここに物を置くことで冷蔵庫が全然冷えなくなってしまいます。

冷えない冷蔵庫は一生懸命頑張って無駄な電力を消費します。あまり冷えないので、設定温度は強にされてしまいます。そしてもっと無駄に電気を使って頑張ります、、、悪循環ですね。

冷蔵庫の上に物を置かない。効率よく冷やして設定を中にする。これだけで、一ヶ月で約300円の節約効果です。

超節電その4、エアコンの設定を1度弱めてフィルターを月に2回掃除する【-300円/月】

これは夏と冬の期間限定ですが、大切なことです。フィルターの掃除がとにかく大切です。自動でフィルターを掃除する機種だと良いのですが、普通のフィルターの機種だと要注意です。フィルターは見た目以上に細かいホコリでつまっています。見た目が大丈夫そうでも、月に2回は掃除機で掃除しましょう。水洗いできるものは洗うとより効果的です。

また設定温度を弱めても、服の調整と扇風機(夏)、湯たんぽ(冬)などを活用すれば、問題なく過ごすことが可能です。

いかがですか?

この4つだけで、月に1,000円以上も節約することが可能です。しかもほとんど努力する必要はありません。最小の努力で、最大の節約効果を目標にしましょう!