格安SIMイメージ
格安SIM(MVNO)だと、月々の携帯料金が安くなるのは事実。

でもイマイチよく分からない・・・。
どこで入手できる?
安心して使える?
今までと比べて違いはあるの??
疑問も多いと思います。

今さら聞けない格安SIM(MVNO)についての基礎の基礎をご紹介します。

1 携帯・スマホに必須

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そもそも、SIM(SIMカード)って何なの? と思う人も多いかもしれません。

SIMカード(Subscriber Identity Module Card)とは、スマートフォンなどを使う際に必要なICカードのこと。SIMカードがないと、通話やデータ通信ができません。各カードに固有の番号と携帯の番号が登録されています。

通常は端末にセットされた状態で渡されます。機種変更の際など、店員さんが小さなカードのようなものを端末に差し込んでいるのを見たことはありませんか? あの小さなカードがSIMカードです。
SIMカード

2 低価格が魅力

格安SIMとは、ドコモなど大手キャリアと比べて、低価格で利用できる通信サービスやSIMカードのこと。大手キャリアの通信回線を借りた会社(MVNO)が提供しています。

docomoやauなどの大手キャリアはMNO(Mobile Network Operator:移動体通信事業者)と呼ばれ、自社で移動体通信のサービスを運営しています。

これに対して、MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)は、回線を自社で持つのではなくMNOから借りて通信事業を運営しています。そのため設備投資の費用を大幅に減らすことが可能。実店舗がないMVNOも多いので、人件費もほとんどナシ。コストを大幅にカットできるので、価格も抑えられるというわけです。

大手キャリアの契約に見受けられる、プランの2年契約(2年縛り)といった制約、格安SIM(MVNO)では6ヶ月だけだったり全く無かったり。そのため生活スタイルに合わせて柔軟にプランを変更することも可能です。

3 用途によって3種類

MVNOで扱うSIMカードは用途によって3種類。あなたの用途に合ったものを選んでください。

3-1 データ通信のみ可能なデータ専用SIMカード

通話はできないけれど、データ通信ができるSIMカードです。090や080から始まる電話番号はつきませんが、050の番号を利用したアプリなどでの通話は可能。タブレットなど、データ通信のみの使い方をする場合に選びます。

料金は通信速度や月々のデータ容量によって異なります。安いものだと440円なんてプランも! 月々3GBまでの契約であれば、1,000円以内というプランが多いです。

3-2 SMS機能付きデータ専用SIMカード

データ専用SIMカードにSMS(ショートメッセージ)機能がついたものです。ショートメッセージは使わないけど?と思うかもしれません。

あまり意識していないかもしれませんが、GoogleやLINEなどでアカウントを作成する際にはSMS認証が必要になります。今後、新しいアカウントを作ったりアプリを利用する可能性がある場合は、SMS機能付きのものを選びましょう。

SMS機能付きの場合、データ専用SIMカードに月額150円ほど上乗せされた料金が多いです。

3-3 通話も可能な通話SIM

データ通信、SMS機能、通話機能がついたSIMカードです。最近は即日MNPにも対応しているので、携帯電話の番号を当日切り替えで変えずに使うことも可能。

通話SIMも、通信速度や容量によって料金が異なります。1,200円から1,600円程度のプランが多いです。

4 デメリット

価格の安さが魅力の格安SIMですが、デメリットもあります。利用する前にデメリットを確認しておくと、こんなはずじゃなかった! と思うことを減らせます。

通信エリアは大手キャリアと同じだが通信速度は少し遅め

MVNOは大手キャリアの回線を借りています。そのため、エリア内であれば普通に繋がります。

ただ通信速度についてはキャリアと比べると、時間帯によっては遅くなるものが多いです。MVNOによってもバラつきがあり、また同じMVNOでも月によって速度は変動します。

格安SIMが低価格なのは、通信回線の無駄を省いて、効率よく回線をユーザーに分配しているため。だから急激に混み合う時間帯には回線が上手く分配しきれない場合があります。また加入者が急激に増えると、通信回線を増強するまでの間は回線が混みあうケースもあります。

ただし通信速度が遅い場合でも、スマホでインターネットサイトを見る程度は普通に使えます。難しいのは、テザリングでノートパソコンを利用したり、重いアプリをダウンロードするなどの作業。こういった作業は時間帯や会社を選ぶ必要があります。

中にはUQモバイルのように、速い通信速度を維持しているMVNOもあります。通信速度を重視するのであれば、そういったMVNOを選ぶのも1つの方法です。

UQ mobileについて詳しくはこちらを参考に
UQ mobileの評価、他の格安SIMとの比較を徹底分析

通話料金は高い、無料通話や格安通話アプリを使うのが正解

格安SIM(MVNO)では、通話が多めの人の場合逆に携帯料金が割高になる傾向があります。

大手キャリアの場合、基本料金の中に無料通話分が含まれていたり、同じキャリア同士や家族間では通話が無料になったりしますよね。格安SIMの場合、そういった無料通話は基本的にありません。30秒あたり20円の通話料がかかってしまいます。

しかし現在はLINEなど無料通話が可能なアプリがあります。家族や友人と連絡を取るのであれば、LINEで十分という人も多いでしょう。

LINEなどを使っていない相手にかける場合でも、楽天でんわや050plusなどのIP電話や通話アプリを使えば通話料金を節約できます。

通話アプリについて詳しくはこちらも参考に
ワイモバイルvs通話アプリ どちらがお得?

通話料込のプランも一部ある

MVNOの中には通話料込のプランを発表しているところもあります。

楽天モバイルなら、月額850円で5分以内の通話がかけ放題。

詳しくはこちら⇒楽天モバイルの評価、他の格安SIMとの比較を徹底分析

またDTI SIMでは、月々780円で5分以内の電話がかけ放題。
詳しはこちら⇒DTI SIMの評価、他の格安SIMとの比較を徹底分析

キャリアメールは使えないが、フリーメールは利用可能

その他に考えられるデメリットとして、キャリアメール(〜@docomo.ne.jpなどのアドレス)が利用できないことが挙げられます。ただ、Gmailなどフリーメールは使えますので、そちらで対応すればいい話かもしれません。

仕事など、どうしてもキャリアメールが必要だという場合は、格安SIMにしない方が良いです。

日々の通信料によっては、通信速度に制限がかけられることもある

直近3日間のデータ通信量によっては、通信速度に制限がかかることがあります。制限をかけないところもあるので、気になる人はそういったものを選んでくださいね。

DMMモバイルなどは3日間通信制限がありません。

DMM mobileについて詳しくはこちらを参考に
DMM mobileの評価、他の格安SIMとの比較を徹底分析

デメリットよりメリットが多い格安SIM

このように多少のデメリットはあるものの、大手キャリアと同じように使うことができる格安SIM。私も実際に格安SIMを使っていますが、今のところ不便に感じたことはほとんどありません。それどころか、夫婦2人で月に1万円以上も携帯料金が安くなりました!

あなたも自身のライフスタイルに合った格安SIMを利用して、その節約効果を実感してみてください。